千葉県生まれ。1983年千葉大学園芸学部園芸学科卒業後，1989年北海道大学大学院農学研究科博士後期課程修了。農作物の霜害発生メカニズムと地形の関係に関する研究で農学博士の学位を受ける。1989年千葉大学園芸学部に着任。専門は農業気象学，自然災害科学で，特に，風が植物におよぼす影響あるいは植物が風におよぼす影響を上手に利用して災害抑止に役立てること。現在，「中国乾燥地における植生の修復技術」と「植物によるダストストーム発生抑止」に関する研究を，農業気象学的立場から進めている。フィールドで得られる直感を重視しており，時間の許す限り学生とともに国内・国外のフィールドで調査・観測を行うことを心がけている。