研究室の紹介
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現在の日本は飽食の時代と言われ、巷には食糧があふれています. しかし世界的に見れば、飢餓で苦しんでいる人々はまだまだ多く、 将来的な人口増加に食糧生産が追い付かない可能性もあり、 作物学の果たす役割は今後とも大きいものと考えられます. 特に不良環境下での作物生産は重要になるでしょう. 作物学研究室は食糧の基幹である稲、小麦、マメ類、イモ類、 そして家畜の飼料となる飼料作物、および工業原料となる 工芸作物を対象にして、安全で、安定した、高生産をめざした 研究を行なっています. |
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1998年より、乾燥地域での作物生産向上に関する研究を
中国新疆ウイグル自治区にある石河子中亜干旱農業環境研究所と共同で 開始しました.乾燥地域に適応できるための耐乾性についての研究、 節水型かんがいなどの新しい栽培技術の研究、乾燥地を生かした 有機栽培の研究を行っています.毎年、研究室の学生数名が 長期短期にわたり新疆で実験を行っています. |
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研究手法としては、形態的形質、乾物重、葉面積の測定、光合成速度、
呼吸速度、蒸散量の測定、植物ホルモンの分析、糖類、窒素、 炭水化物の測定、13C分析計による同化産物の動態測定、 リモートセンシング技術の応用(放射量、蛍光スペクトル、熱画像) 等を用いています. |
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