2017年 8月31日〜9月10日

この夏というか初秋にもアメリカに行くことができました。 
セミナーもしましたが、それを出しても
仕方がないから?出かけた話だけ書いておきます。

時間の都合でペンステートには行っていないのですが、
今回はこの前の滞在記に連続したシリーズとしておきます・・・。

今回は頼れる友人(前回もいろいろ一緒に行動した後輩)が
わざわざ休みを取って一緒に出かけてくれたんで、単独行動はないから
恐らく単独行動時のようないろいろな出会いはないでしょうけど・・・
それでも出かけたりしたから、記録的に残しておきますね・・・

まずは少しこちらの生活的なものを・・・

最初のお昼はスマッシュバーガー・・・日本未上陸だそうです。

肉の味が良く、全体のバランスも良いです。量は適度ですから食べ過ぎません。

夕飯の買い物にも行きました。地元的なスーパーです。

外は園芸コーナーでスーパーマーケットに見えませんね(笑)

とにかく商品の置いてある面積が広いです・・・メロンもたくさん!

肉も大きなブロックが多い

ロブスターコーナーは頼むと生け簀入りのものを出してくれます。

ポールニューマンのブランドがあるんですね・・・びっくり・・・

最後は少し散歩しました。

天気も良くて良いスタートです。

NYの北部のWhite Plains近郊に後輩は住んでいます。マンハッタンは
すごいところですが、毎回行くほど用事があるわけではないので
今回はロングアイランドに行きました。NYに住んでいてもここには
行ったことがない人も多いようで、理由は一本道で渋滞しているからの
ようです・・・朝7時には出て混雑を避けて行きましたが、先に行くに従って
混んできました・・・

ロングアイランドのウエルカムセンターに行きましたが、入口の床には
ロングアイランドに 所縁のある盟主たちがプレートにされています。


ドアの正面の一番目立つ位置にあったのは、やはりこの人でした。今も住んでいますしね・・・


その他にもこんな人たちが飾られていました。
音楽関係は・・・


他の分野は・・・ファッション界ではDKNYの人ですね・・・



飛行機による大西洋単独無着陸飛行に初めて成功したリンドバーグ


以上紹介した人たちは・・・
私が知っている人達だけなので、違うジャンルの人達は抜けていてすいません・・・


ここならベタなこの看板も現地なので良いかなと撮影・・・

次に行ったのはアイランドの先端の灯台です途中からずっと渋滞で。建国当時ぐらいから
あるようで、趣のある灯台でした。

良い感じですね・・・もちろん現役の灯台でした。

この灯台に寄付をした人のリストには Billy はじめスピルバーグとか何人もの有名人が・・・


灯台のトップにも上がれたので、そこからの写真。中央は今のライト昔のライトは展示されていましたが
大きかったが、今のライトは小さいし反射ガラスも小さい!技術革新を感じました。


一つ下のバルコニーからは外に出られました。天気も良くていい眺めでした。


灯台のすぐ近くにガーデンがあって(上の写真の家の左)、いろいろな花が咲いているので近づきました。
柵で覆われていたものの中を見るとモナークやアドミラルをはじめ多くの蝶がいるではありませんか!

残念ながら広角レンズしかなく、スマホでの撮影・・・
でも入ろうとしたら係員に"No"と断られ、大変残念でした・・・
こうしていろいろな花が咲いていると蝶も多くみられるのに、やはり他の場所は
芝生的なものが多く、花もあまり咲いていませんでした。
芝生と木だけではなく、もっと植物を多様にすればいいのに・・・
と思うのは、今回も変わらぬ想いです・・・


岬の先端付近の海です。久々に大西洋に触れました。また、岩にはカモメの幼鳥が・・・

うっかりしてカメラ持参せず(涙)、iPhoneだとくっきりせず残念・・・

帰り道は結構混んでいました。帰りがてらシーフードレストランで遅いお昼・・・

マンハッタンとニューイングランドの2種類のクラムチャウダー。ちなみに一般的な?
白いほうがニューイングランドです。マンハッタンはトマトベース。しかしどちらも
これまで私が食べたチャウダー史上、最も貝の含有量が多く!、美味しいものでした!

こちらはツナサラダとオーダーしたもの・・・

ツナが鰹のタタキ状態で出てくる日本で想像したものとは違う料理です。これも
かなり美味しいものでした。

Billy Joel にまつわる場所がマップにあったので帰り道に寄ってみましたが・・・

驚いたことにこの石にプレートが埋め込んであるだけで、周辺の講演を
"Billy Joel Park & Boat Ramp"と呼んでいるようです。
しかも設立は1991年かあ・・・真の現役時代としては最後のところですね。
今も月1回マジソンスクエアーガーデンでコンサートしてツアーも
少しやっているので、引退はしていないが・・・

ちなみに場所は Cold Spring Habor という所で、Billy Joelのファーストソロアルバムの
タイトルになった場所です。所縁の地をを見られてそれはそれで感激です。
でもこういう場所にもっと詳しい説明書とかがないのが、日本とは随分違います。


ハーバーはヨットハーバーなんですね・・・ビリーのヨットとかあるのかとか妄想していました(笑)
こうして初めてロングアイランドに行って、本当に良かったです。

ペンステートに行くときによく通ったタッパン・ジー橋 (Tappan Zee Bridge)
私にとってはこの橋の方がワシントン橋より親しみがあります。その橋の工事が
ほぼ終わって古い橋の横にもう1本できて上下線が別の橋になりました。
(でも左の古い方は、このあと取り壊すようですが・・・)

右の新しい橋のデザインは、吊り橋的な感じでカッコイイです。

開通が最近だったらしく、 Google Map でも橋は2本になっておらず、海の上を走っています!
 

ここは巨大なアウトレット・・・日本のアウトレットの数倍はあるような敷地でした。
一つ一つの店も巨大。そしてLabor Dayの連休で人で溢れていました。後輩の話だと
中国人の爆買いをする人たちが減り、今はインドの人とかが多いようです。
でもアジア人というと中国人、韓国人が多く、日本人は数組見ただけでした・・・
 

セミナーはこんな部屋でありました。 部屋だけですいません・・・


ニューヨークではガバナー島というところにも出かけました。
往復2ドルという破格の値段のフェリーで向かいます。

フェリー乗り場です。少し古めかしい作りですが・・・

どこからフェリーなのかよくわからない不思議な作りで機能重視の船でした。つい最近改修が
終わって公開されたということで休日でもあったのでものすごい人が訪ねようとしていました。


出港しました。こんな作りになっていたんですね。細長くフェリーを包み込むような作りは
これまで見たことありませんでした。

進行方向左手にはブルックリンブリッジ、そしてその手前の海上ヘリポートからは、ミューヨークの
摩天楼観光ヘリが慌ただしく発着していました。


海上から見るマンハッタンも良いものです。


直ぐに島に到着

こんな島です。古くから軍の組織とかあったようですが、現在は公園として
生まれ変わったようです。まだ開発中ですが、良いところでした。

至る所に軍で使われていた建物が残っています。また一部は再利用されているようでした。
また住宅などには現在も人が住んでいるようです。

良い散歩道となっている部分も多く、楽しめる島だと感じました。

反対の西側に回るとマンハッタンが一望できました。

また自由の女神があるリバティー島は西側に位置していますからくっきり見えてむしろこちらの方が
良いのかもという気になりました。

島の中央には山が造成されていて景観も素晴らしい。

左端の自由の女神から、右へ向かってニュージャージーの街並み、マンハッタン、そして右端のブルックリンまで
きれいに見られました。


帰りはブルックリン行きの船で戻りました。こちらの方が小さくて船らしい(笑)


ニューヨークの摩天楼を見ながら船で行くのはなんとも良い感じです。お勧めです!


ブルックリンに着いたので有名な Blue Bottle Coffeeへ

暑かったので、アイスコーヒー2種。ミルク入りはちょっと想像を超えた味・・・
(甘いとかミルクっぽいという味ではなく、酸味が強くて驚いた)

また今回、農場等の視察も兼ねてニューヨーク州を横断する車の旅に出かけました。
旅の目的は昨年見損ねた観光地に行くことでもありました・・・
そこはカナダとの国境になるので、どうせならと北に向かい・・・

ブランチ的に食べたのが Five Guys ハンバーガー!これも未上陸のようです。

手前のハンバーガーと奥のアメリカンドッグ。どちらもオプションの野菜類とかは無料なので
窓口で聞かれたら、好き嫌いないなら "Everything"とか"All the way"というべきです。
(知り合いが有料だと思って "Nothing"と言ったらバンズと肉だけで寂しかったそうです(笑)
私の印象では、このバーガーは最も「アメリカンバーガー」という気がします。肉がジューシーで
味付けもしっかりしているので良い意味で濃い感じがします。アメリカンドッグを食べた後輩は
今まで食べた中で一番うまいと絶賛していました。ちなみに右に置いてあるピーナッツは
食べ放題で、待っている間とかに食べて待っています。でも塩辛い!またポテトはsmallで十分です。
小さいカップに山盛り入れて、さらにもう1盛り追加されるので、too muchです(笑)。

モントリオールからカナダに入りました。陸路、しかも車で国境を越えるのは
人生初で、感動です。

「トランク開けろ」とかいろいろ言われると聞いたので、心していましたが、
「なぜカナダに入るのか?」「どこの都市に行くのか?」「お金はいくら持っている?」
「職業は何?」という質問ぐらいで、あっさり入国。飛行機より簡単な感じ・・・
特に混んでいなかったので、こんな状態が標準だと思われます。
国境で緊張したのか写真はありません。

カナダはケベック州のモントリオールはオリンピックが行われたところでしたが
二人とも害虫学研究室の出ですから「モントリオール昆虫館」に行くのが目的です。

交通標識はいきなりフランス語になってしまい面食らいます。
赤い標識いう共通点がなければ、これが「止まれ」には読めません。
(二人ともフランス語は全くやっていないので・・・)

しかもカーナビ情報が古く、連れて行かれたのは住宅地の中・・・
散々探し回って、結局はグーグル先生に聞いたところ、全然違う場所を指示!
(移設したようです)30分以上の時間を損しました・・・やれやれ・・・

昆虫館はとっても良いところでした。生きた昆虫と標本が展示されていて
ナナフシがたくさんいてナナフシの研究者がいるようです。

また多摩動物園昆虫館にもいたハキリアリが、こちらではむき出しで写真も撮れたので
本格的に撮影しました。まずは全体の展示物はこんな感じ!

右に巣があります。でも周りを切った葉が覆い尽くしています。左は植物があって餌場という感じ。
両者をつる植物が橋渡ししているのでアリが行き来して葉を巣に持ち帰るのが見られるわけです。


切り取った葉を運んでいるところを撮りました。嬉しい!

ナナフシくんたちはケースの中なのであまり良い写真ではないが・・・

あとは標本は考えて展示されていました。時間があまりなかったので
駆け足でしたが、十分楽しめました。いくつか紹介しますと・・・

全体はこんな感じ・・・やや薄暗い感じ

温帯、熱帯とか気候区分別の昆虫紹介

生態等の紹介
チョウについては、表裏の比較展示が、あるようでない見せ方ですね!


モナークについても展示があり・・・

越冬地の様子をジオラマ的に紹介していました。

結構圧巻だったのは美しい甲虫たちの展示

本物がこうしてあると・・・それはそれで感激です。

さて、せっかくのカナダの昆虫館ですから、昆虫グッズとかのお土産があると
思って探しましたが、昆虫館にはギフトショップはなく、昆虫館のある敷地は
樹木園や日本庭園とかがある場所で、共通のギフトショップがあることがわかり
行ってみました・・・
しかし、園芸店と本とか雑貨があるようなお店で、昆虫の本が少し並んでいるぐらい・・・
昆虫館の紹介の本とかもない!アメリカや日本と違ってギフトはあまり熱心では
ないのか?またここではモノトーンの装いをしている人たちが多く、アメリカとは
ずいぶん違う印象を持ちました。国民性の違いかもしれませんね。

モントリオールから目的地は、まだかなりあるので、この日はキングストンという
街まで行き宿泊。

翌日、車で4時間かけて到着!昨年は大雨で断念したナイアガラの滝です。

カナダ側から見ないとダメだ!と昨年マックスやパムから言われていましたが、
意味がわかりました。正面から滝を見ることができるのがカナダ側なんですね。

昔イグアスの滝を見たので、規模は小さいといえば小さいですが、それでも圧倒されました。感動です。


ちょうど滝壺の中心的な位置から水煙?が上がって、空に溶け込むように見える光景は
素晴らしいものでした。

そして滝の近くまで行くクルーズ船に乗ってみました。こんな船です。

船はアメリカ側からも出ており、カナダ側から乗るときは赤いビニール製レインコートをくれます。
アメリカの場合は青いレインコートでした。

下から見る滝も圧巻です。

イグアスの滝ではこういう船に乗らなかったので、今回は乗ることができてよかったです。今回は
天気も良くて、昨年の雪辱となりました!しかも車の旅ということで感激もひとしおです。

船で滝に近づくと、風は吹くわ飛沫はすごいわで、レインコートなしではびしょびしょです。

カメラのことを考えると、最接近より少し手前のここまでが、撮影の限界でした(笑)

滝をパノラマで撮ると・・・


こんなルートで写真撮ったり船に乗ったり・・・


でも滝の周辺は看板とかなかったものの、少し入った通りは観光地!

大自然の景勝地なのに、周辺はこのように不思議な空間が・・・

お化け屋敷があったり・・・

逆さまとか倒立した空間で飲食するようなところ・・・

うーん・・・バーガー食いたくなくなりますが・・・

ロックスターの蝋人形館らしい・・・かなりB級的な内容が想像できます・・・
・・・興味本位で撮影したものの、もちろんどこにも行かず・・・(笑)

今日はこの地で宿泊です。夏が過ぎたので観光客も少なく、ゆったりできました。

ホテルの窓から見た夜の滝周辺。京都タワーのような?展望台がカナダ側のシンボルになって
いるようです。

次の日はアメリカ側に渡りました。

橋の上の国境です。

審査に並ぶ車の列・・・

アメリカに入る国境審査なので、いろいろ聞かれると思いましたが、
「入国の目的は?」「どこへ行く?」というぐらいでしたが、私のパスポートを見て
「J1 VISAか?」と聞かれたので、「昨年です。今年はESTAです」と答え、それで
おしまい。今までで一番簡単な米国入国でした。陸路は楽なんですね・・・

さて、昨年「米国側は何もない」という感じで言われましたが、行って見ると・・・
アメリカ側からは滝が見えづらいので、川に張り出した展望台があり、これが
アメリカ側のシンボル的な施設かな・・・


この日は快晴だったから、こんな美しい光景が!

合成写真のように見えますね(笑)水の量がすごいので、虹もくっきりできます!

歩き回りましたが、アメリカ側でも展望台に行かなくても雄大な景色が見られます。


確かに滝の全体像はわかりづらいですが、アメリカ側から落ちているのですから
それを見るのはそれで素晴らしい!



滝の下に降りるツアーや上で紹介した展望台などの有料地域には行かなかったものの、
十分楽しめたので満足しました。

アメリカ側ではこんな感じで移動

お昼は、アメリカ側の滝があるバッファローという街で、「バッファローウイング」を
食べました。

この店のロゴを見ると、何を食べるのかわかりませんが(笑)、揚げた鶏の手羽を
酸味があって辛いソースであえたものです。このソースを街の名前からとって
バッファローソースというので、この名があります。middle sizeを1つで
十分な量がありました(食べ物の写真撮り忘れました)。

学生に頼まれたダクトテープを買いにホームセンターにも行きました。

ハロウィーン用品も充実していました(笑)

次の日にもう一つの目的があるので、本日の宿泊はアーバーンという街です。

ある意味典型的な田舎町です。

ホテル近くにビールのブリューアリーがあったので、夜に行ってみました。

Prison Cityという少し怖い名前でしたが、雰囲気はよい店です!

ビールは少しライトテイストで、フルーティーな感じでしたが、美味しかった!
7種類のテイスターを頼み完飲しました(笑)

翌日は第2の目的である オーロラシューズ に行きました。以前都内の店で一足買って
持っていましたが、ステートカレッジからそんなに離れていない所にあることがわかり
(それでも車で3時間ぐらい)、行きたかったものの、なんと店が金曜日しか営業して
いなかったので・・・結局、昨年は行けなかったのでした。

今回は金曜日に寄って買って帰る計画が、後輩が調べたら2月から改修工事で
営業はしておらず、サイズや足型とか送ったら、合ったサイズを送ってくれるという
販売形態をしていました。それで間に合うように送ってくれるようでしたが、
改修も夏までに終わるというものが終わっていないし、商品も4日に送るというが
間に合わない感じだったので、金曜日に行くからと連絡して買いに行くことに・・・
でも夏休みだったのか、メールの返事は前々日に来て(笑)、一安心・・・

オーロラという街の郊外にある工場兼ショップに行ってみると・・・

看板にはショップが「閉店」というお知らせが・・・

建物は、どこが入口?でも車はたくさんあったので、工場は動いているよう・・・

入口を探していたら中から人が・・・
メールのやり取りをしていたオーロラシューズのオーナーのDaveさんでした。

そのまま彼の案内で、感激の工場内に!

我々の靴を持参して、オーナー自らフィットしてくれるという感激の状況に!

神妙な趣きで靴を合わせていただく後輩

そして箱に入れてくれました。ロゴ入りの靴袋も嬉しい!


工場内も撮影OKで、従業員の方々を撮らせていただきました。小さな町工場という感じ
ですが、日本にも入って来ている靴です。なんだかすごいなあ・・・



こんな感じで手作り感満載のオーロラシューズ工場でした。一段とファンに!
オーナーにも会えて良い経験でした。ありがとうございました。

帰りにせっかくだからと、名門コーネル大学に寄ってみました。

やはり広大な敷地に大学があります・・・

ここは科学系の学部のところでした。新旧の校舎が対になっていて伝統と最先端を表しているようで
感動しました。

Gates Hall は、当然あのゲイツ氏が寄付した建物でコンピューター部門のようでした。
でも入口付近でパソコンしていた学生は、Macの方が多くてちょっとびっくり(笑)

そして無事にニューヨークの部屋に戻りました。後輩には長時間運転してもらって、
今回も大変世話になりました。ありがとうです。


というわけで、個人的には前回の滞在でやり残したことを実行することができた
今回のアメリカ行きでした。
えーと・・・旅行記しか書いておらず申し訳ありません・・・
次はステートカレッジに行きたいですが、しばらくは海外は行かないかな・・・