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  2017年 1月 31日(火)

   とうとうここを出る日となりました。雪とか天候が悪かったら行かないと思って
  いましたが・・・
   
   果たして、行くのをためらうほどの雪で、どんどん積もっています。迷いましたが
  レーダーではこの辺だけのようだったので、行ってみることにしました。

   というわけで9ヶ月過ごしたこの部屋ともお別れです。
   
   部屋もすっかり片付けて、私のものは何もありません。大変お世話になった部屋で
  最後に写真撮りましたが、さすがに少ししんみりしました。
   
   クローゼットも空です。下にある引き出しやハンガーなどは、私が購入したものです
  けど、次にマックスの甥っ子が入るようなので、置いていきます。あ、机も今回購入し
  たものでした。
   ちなみに左にある小さな扉は納戸みたいに少しだけ荷物を置けるスペースがあり、
  私はスーツケースを入れていました。でも夏は暑く冬は寒いので過酷な環境のスペース
  です。
   
   幹線道路まで行けるのかどうか、様子を見に走り、大丈夫そうなので戸締りをして鍵を
  家に置いて出て来たところで最後の家の写真です。残念ながら同居人のアレックスには
  会えず、最後のサヨナラを言えませんでした・・・でもまた会えます!

   ということで雪の中、午前10時過ぎに出発・・・ステートカレッジは道路も雪が多く、
  道を曲がったところで車のお尻が大きく持って行かれ、縁石にタイヤが衝突となり、出発
  を後悔しましたが、行くところまではとノロノロ運転でさらに進み・・・
   
    ハイウェイに入っても結構積もっていてビビりましたが、雪が多い地帯に入ったら
  逆に融雪剤撒きまくりで、雪は道路になかったので、あとは速度規制とかも(45マイル)
  あり、いつもより遅くなりましたが、2時40分にニュージャージーのヤマト運輸に到着。
  荷物を送って、4時50分ごろにようやくニューヨークの後輩宅に着きました。いつもだと
  4時間半で着くのが、(運送屋に1時間いましたが)7時間ぐらいかかり疲れました。

   これから数日、後輩宅で過ごし、アリゾナに行きます。

  2017年 1月 26-30日(木〜月)

   早いものでステートカレッジを去る時が来てしまいました。31日にニューヨークの
  後輩の家に行き、12,000マイルも運転した相棒の車と別れ、アリゾナ大学に行き、
  2月11日にアメリカを出国するという日程です。

   26日の夜にマックスが従兄弟の結婚式でニューヨークに行くので、帰って来るのは
  31日の深夜になるということで、ちょうど入れ違いになってしまいます。まずマックスと
  さよならするとは思っていなかったので残念でしたが、最後に記念写真を撮りました。
   
   You're great room mate, thank you! と何度もお礼を言われ・・・」お礼を言うのは
  こちらですから、本当にこの家にに来て良かったと何度も言っていたら、しんみりして
  しまいました・・・
   また会おうねと何度も言ってさよならしました。また会う日を楽しみにしています。
  本当に楽しい共同生活でした。

   27日に髪を切りました。2回目から行っている街のSuper Cutsですが、いつも切って
  くれた Becca さんに会えずおしゃべり好きなヤングママに切ってもらいました。
   
   そして27日から4夜連続の Farewell Party がありました・・・
   まず27日はマークとその仲間たちです。
   
   ステートカレッジでも一番古いバーに集まり、昔からあるビールを前に記念撮影(笑)
  でもマーク以外の人は以前のパーティーで見たような人もいましたが、ほとんど初めまして
  状態(笑)でもワイワイ賑やかな会でした。
   
   結局結構飲んだので、マークはウーバーで帰り、私はバスでと思ったのに、せっかく
  だからと歩いて帰ろうと思ってしまったのが、失敗で・・・かなり冷えこんでいて、途中で
  後悔しましたが・・・40分ほどで何とか帰り着きました(笑)
   
   28日は、土曜日にやっていたサッカーのメンバーの会でした。
   
   比較的年齢の高い人達が集まったので、私は嬉しかったです(笑)歯医者を紹介してくれた
  高橋さんとか年末も一緒に過ごした八木さんがいて話も弾みました。またサッカーしに行き
  たいなあ・・・日本に帰国したときは会えるといいなあ・・・
   
   高橋さんと二次会に行きました。バンドが出てくるバーでしたが、70〜80年代の
  ロックをやるので私は満足しました(笑)こういうとき洋楽に詳しいと楽しさも倍ですね。

   29日は、日中ガーデンに行きました。多分今回はこれで最後かなと思うので・・・
   
   行ったら薄日が差して来て嬉しい!
   
   またチョウたちが飛び交う季節に訪れたいです。本当にこのガーデンに出会って良かった。
  そしてガーデンの人たちと交流が持てて、ここでの生活が豊かになって嬉しかったです。

   そして夕方から、そのガーデンの中心人物、ダグとパムの家に呼ばれました。
   
   周りを林に囲まれたとっても素敵なお家でした。とっても気に入りました。

   
   室内も綺麗で植物画とかが飾られていて私の理想とするお家です。奥の人は以前も紹介した
  ダグのお父さん90歳です。すごい元気でパワーをもらった気がします。
   
   
   昔のシダの植物画の原画みたいです。パム自慢のコレクション!
   
   
   最後に一緒に記念撮影しました。今度来たときはうちに泊まりなさいと部屋まで
  見せてくれました。次は短いけど必ず行くと約束しました。来年の夏とか・・・
   いなくなるのは寂しいと何度も言われ、こういう良い人たちに出会えたことを
  本当に嬉しく思いました。本当にまた会いたいです。
   
    また記念品のプレゼントまでいただきました、感激です。
   
   自生種の木で作った小箱にハチの小物でした。一生大事にします。包み紙も
  センスがいい!いやー本当に素敵な人たちなんだなあと思いを新たにしました。
   
    30日の昼はここでの自炊最後なので、グリルで焼くステーキにしたいと思い、
  よく行ったスーパーにこれで最後かなと出かけました・・・
   
   大売り出し!とか賑々しいサインボードがないのがこちらの店の外観です。
   
   ここは主に食料品の店でとにかく大きい!しかも品物がいいので気に入っていました。
  今はオレンジ関係が入ってすぐのコーナーに出ていました。
   
   柑橘コーナーにデコポン発見!でも名前が違った(笑)1個$2.5なので1つだけ
  買いましたが、美味しかった。まったくのデコポンです。
   
   肉は Rib eye にしました。これで $8. 59 だから今は円安ですが1000円
  しないので、厚みもあり400gぐらいあるから、安いですよね。
   
   こちらでは、このようなグリルが一戸建てにはあるのでこれで焼きます。この
  グリルを使いたかったので、最後のステーキをやりたかったのでした・・・
   
   蓋をして中の温度を上げ、こんなふうに綺麗な網焼き色?がつくので、本当に
  いいです。夜はパーティーだから昼になりましたが、ライスなどは食べずサラダと
  ステーキでシンプルにいただきました。

   最後の夜は研究室の人が集まってパーティーをしてくれました。しかもJason 先生の
  お家で開催してくれました!
   
   右端が Jasonで、娘の Ayame(5歳)が私になついていたので、私が抱っこして
  います(笑)そして奥さんの Joyce がその左。あとラボメンバーは、 Joyceの左隣が
  Sujit でそこから左へスジのお子さん、Justinの彼氏、Justin、デュバニーの奥さん、
  デュバニーです。デュバニーの右にいる黒人が Karen その隣はバネッサです。今は7人
  メンバーがいるうち5人来てくれました。あと私の右が博物館のイシュトバンです。彼の
  前が奥さんのヴェンダさん、ヴェンダとデュバニーの奥さんは「いつもは来ないけど
  Masaのパーティーだから来たのよ」とか言うので、有り難かったです。
   みんな優しいいい人たちで、いい日々でした。私が一部担当した研究も論文にまとめて
  投稿したので、これがもし通れば私がジカ熱の研究を行った証拠?になるので、とっても
  嬉しいです。本当にいい思い出になりました。ペンステートに来てこの研究室で研究できて
  感謝しました。そして皆が私との別れを惜しんでくれて、お開きになりました。

   寄せ書きの他にイシュトバン夫妻から小さな人形をプレゼントにもらい、最後に
  ジェイソンからプレゼントをもらったのですが、これが驚きの大きなペンステートの
  パーカーと、なんとNHKのドーモ君のペンステート版ぬいぐるみをいただきました(笑)
  (写真撮らずすいません)。このパーカーが私の荷物に入るスペースは全くなく(笑)
  帰国時に送る荷物が一箱増えました(笑)皆さんありがとうございました。皆のことは
  絶対忘れないし、必ずまた会おうと約束しました。  

  2017年 1月 16-23日(月〜月)

   兵庫の八瀬さんが来てくれたので、せっかくだからと少し出かけました。こちらに
  いる間の最後の外出ですかね・・・
   
   以前紹介した Racel Carson Bridge ですが、予想通り八瀬さんの驚きは私と似ており、
  連れて来てよかった!でも改修中のこの橋の隣の橋(やはり黄色い橋)は、なんと Andy
   Warhol Bridge であることがわかり、ピッツバーグ侮れません。改修終わった橋にも
  いつか行ってみたいものです。ピッツバーグにはまた来る予感がします。
   
   結成50年のこんな素晴らしいチームがあるからです!記念の年に観戦できて幸せです。

   次にワシントンDCに行ったのですが、19日か20日にホテルを予約しようと思ったら
  1,000ドルを超えていて、何のイベントがあるのかと思ったのですが、途中で気がついて
  18日ならそう高くなかったので、18日に1泊し翌日は近郊の町に泊まりました。
   
   予約した時はニュースにもなっていなかったので、ピンと来ませんでしたが、さすがに
  前日となるとニュースも一色でした。そうです・・・あの方の大統領就任式でした・・・
  18日は車や人が多かった道も、19日は閉鎖され観客席など作っていました。遠くに
  見えるのが会場の議事堂です。
   
   そしてワシントンと言えばこの鉛筆、いや Washington Monument です。映画などで
  おなじみですよね?ここも規制されているようでパトカーが止まって監視していました。
   
   White House も夏に見た側の道路は閉鎖されていて、公園側から見ることができました。
  屋根の上に人がいて警戒していました。ということで就任式前日に長居をするのも、何か
  あっては困るので、近郊のアナポリスに行きました。アナポリスの発音はアクセントが「ナ」
  にあるので注意が必要です(人に言ってもアクセントが違うと通じません)。
   
   小さいけど静かな、落ち着いた港町でした。でもここがメリーランド州の州都でした。
  小高い丘にあるメリーランド州会議事堂がこの街のランドマークになっています。
   夜もライトアップしていてどこからも見えます。

   アナポリスといえば、有名なのは海軍兵学校(United States Naval Academy)です。
  いわば海軍のエリート養成コースです。
   
   Naval Academy というのが、なんとも威厳を感じます。
   
   就任式の日にここに来た、というのも記念に残るかな、と写真に収めてみました。
  こういうところにもギフトショップがあり、NAVALグッズが山のようにありました。
  ネイビーマニアには、たまらない場所かも・・・

   アナポリスは海辺の街なので、シーフード料理が多い!
   
   アメリカでも生牡蠣を食べますが、これが大変美味しい!しかも種類が多く味も様々。
  どれもおいしく、しかもアタることがないそうで、いつでも食べられるというので、
  羨ましい・・・日本の生牡蠣は数多く食べない私ですが、米国ではたくさん食べました。
   中央にあるソースはホースラディッシュやケチャップですが、私はシンプルにレモン
  だけがうまかったです。

   ステートカレッジに戻って八瀬さんとホームセンターに行ってみました。
   
   入り口付近にある融雪剤の袋、山積みになって大量に売られていました。こんな量の
  塩分がたくさんまかれ、道路にまくものとしても当然付近の土壌にも入るでしょうし
  そうなると地下水への影響があるのでは・・・と大変心配になります。まく量は尋常
  ではありませんから・・・
   
   我々の興味として殺虫剤関係があります。園芸コーナー?にありました。目立ったのは
  アリの防除とかでしたが、農作物関係では赤いボトルの薬剤のようにJapanese Beetleの
  扱いが大きく、やはり害虫であることがわかります。この薬剤はマダニとアリにも効く
  ように扱いが出ていて、主成分はカーバメイト系殺虫剤の1種カルバリル(Carbaryl, NAC)
  でコリンエステラーゼ阻害剤です。
   
   他にはセアカゴケグモ用のものもありました。右の黒いものはピレスロイド系のラムダ-
  シハロトリンと、プラレトリンが入っているという表示がありました。こちらの事情を
  こうやってみるのも面白かったです。
   
   そしてステートカレッジで休んだ後は、もう一度ピッツバーグへ
   
   これがレイチェル・カーソンの生まれた家です。ここでサイレントスプリングを書いた
  のではありませんが、それでも彼女の住んでいたところに来たのは感動的でした。
   
   ピッツバーグ近郊の田舎町でした。春から秋は見学できるようなので、いつかまた来て
  見学しようと思います。

   夜は・・・
   
   失礼しました・・・

   翌日は、博物館に行きました。
   
   チョウの展示をしているというので、期待が高まります。
   
   しかし特別展示以外は、このスペースにしか昆虫はなく、かなりがっかりしました・・・
   
   そしてそのチョウの展示も・・・幼虫のコーナーのイラストに衝撃を受けました。
   昆虫学を習った人でないとわからないと思いますが、左の幼虫は腹部から出ている腹脚と
  いう足の数が多すぎるので、明らかにハバチ(幼虫が葉を食べるハチの仲間)の幼虫です。
  ピッツバーグの昆虫教育は大丈夫か!? と不安に襲われました。

   他の場所にあった鳥の展示でも・・・  
   
   雌雄で剥製の飾り方に差がありすぎます。右のメスは完全に保存標本です・・・
  別にそれでもいいのですが・・・、なんだかシュールです。
   
   ということで、いろいろ見学したり就任式直前のワシントンを訪れたり刺激的でした。
  普通の観光では行かないような場所も多かったので、八瀬さんも満足して帰ったのでは。
   ちなみに我々2人は雨男ですが、幸いそうひどい雨には当たらなかったものの、
  ピッツバーグから戻る途中で予報になかった雪が・・・車の運転も大変でしたが、
  何とか帰り着きました。しかし翌朝の飛行場への見送りはできず、ウーバーにお願い
  しましたが、出発は2時間も遅れたようで、お疲れ様でした。
   最後に友人も来てくれて、良い思い出になりました。

  2017年 1月 11-15日(水〜日)

   歯医者で自分の予定を話したら「じゃあ今日がパーフェクトデイでよかったわね」と
  受付で言われたのですが、確かにその通りで、歯を失った翌日からセミナーのために
  秋に行ったカナダのSt Mary Universityに向かったのでした。
   今回は飛行機が朝6時発なので4時半にウーバーを頼んだものの、早朝で誰も来てくれず
  仕方なくメール見たら、なんと「フライトキャンセル」の通知が来ているではありませんか!
   びっくりしてサイトを見たら午後2時の便に変更になり、乗り継いでハリファックスに着く
  のはなんと夜12時!ジェルミー先生には大変な迷惑をおかけしました。でもそのおかげで
  まだぼーっとしていたのが治り、元気に行くことができました。痛みはなく出血も殆どなく
  安心しました。
   最後のフライトでようやく飲み物を頼めたので、迷わず前回のフロリダでお姉さんに教えて
  もらった Bloody Mary Mixにしました。そしたら何と缶入り飲料だったので、今度お店で
  探そうと思ったのでした。ひょっとして日本でも飲める?(Mr &Mrs Tというブランド)
   
   このところ暖かいそうで、来た時は少しあった雪が完全に消えていました。今回はどこも
  行かずセミナーの最終準備と13日に発表で翌日帰るスケジュールです。
   スーパーに行ったら、融雪剤である塩を大量に売っていて、ここも大丈夫か?と思いまし
  たが、ハリファックスは港町なので海に流せばいいので問題なしだそうです・・・でも
  それでも地下水とか大丈夫なのか?・・・スーパーに行った時カメラ持たずその写真が
  撮れず残念でした・・・。

   
   13日のセミナー時の写真・・・40分ぐらい話したかな・・・来た人は良かったと言って
  くれたので、まあ満足しました。写真がわかりやすいと言われて、良かったです。   

   
   セミナーの後は、お世話になったジェレミー夫妻とレストランへ、私だけローカルな食材を
  いただき満喫しました。奥さんは日系で医者です。でも日本語は話せず、ジェレミーさんは
  日本語堪能という面白いご夫婦です。2〜3月にかけて日本に旅行に来ます。会えるかな?

   14日の帰りも飛行機乗り継ぎで、朝6時の飛行機でJFK、次の飛行機で11時にデトロイトに
  着きましたが、3時過ぎに乗る次のフライトのゲートが4回も変わったり、出発時間も2回
  変わり遅くなります。アナウンスとかメールの伝達が交錯して混乱しましたが、たまたま
  隣に座っていた人がいい人で、一緒に行動しました。彼女はペンステートの法律の先生で
  いろいろ話しているうちに、お店で待ちましょうとなって行ったのはワインのお店(笑)
  落ち着いたいい店で話も弾み楽しかったです。

   
   ワインの向こうがカソリーニア先生、素敵な良いかたでした。

   そしてとうとう飛行機に乗って離陸しましたが、15分ぐらい飛んだところで機長から
  「ステートカレッジ空港は雪と氷雨のために閉鎖されたので、デトロイトに戻ります」と
  アナウンス(涙)。遅れても帰れればよかったのですが、まさか帰れないとは・・・結局は
  天候のせいだからホテル代は出ないが、クーポンが発券され、夕食と朝食券がサービス
  されました。カソリーニアは仕事があるから、空港内のホテルに泊まるので、そこで別れて
  何とかホテルを予約したら隣にいた中国人が「私の分も頼めるか」というので取ってあげて
  ホテル側に情報などを伝え、じゃあ行きましょうと思ったら、その中国人がいません!え?!
  と思って人に聞いたらトイレだというから待っていたが、さすがにおかしいだろうという
  くらい出てこないので、探したらいません!結局1人分キャンセルしてから行きました。
  (ちゃんとキャンセルできているんだろうなあ・・・メールの領収書がなかなかこないし)

   ホテルのシャトルバスに中国人の女の人がいたので、その中国人のことを聞いたがわからず
  しばらく英語で会話していましたが、中国人ですか?と聞かれて、日本人だと答えたら
  彼女も日本人であることが判明(笑)ペンステートではないがステートカレッジの学生さん
  だそうで、ホテルでの夕食も一緒に食べました。日本語で会話できるかと思ったものの、
  バーで飲んでいたおじいさん(スティーヴ)が乱入してきたので、英語での会話に(笑)

   翌15日は昼にホテルを出て、予定通りステートカレッジへ、本当は今日空港で私が
  迎える予定の兵庫の八瀬さんが先に着いていたので、空港で合流しました(笑)

  2017年 1月 10日(火)

   今日は朝から雪で、みるみる積もり始めたので、早く研究室に行かないと!とパンを
  食べていたのですが、急に歯に違和感が・・・なんと詰め物が取れてしまい、しかも歯が
  グラグラしています。えーーーという感じでしたが、その後噛むことができず朝食は
  ほとんど食べず断念。研究室のジョイスと長く住んでいる日本人にメールして歯医者を
  紹介してもらいました。日本人から返事が来たので(ジョイスは今忙しいので仕方がない
  のですが)、バスで彼の通っている歯医者に行ってみました。
   
   サイトで申し込んだりメールも送ったのですが、結局行ったらそんなものは見ておらず
  完全に飛び込みでしたが、幸い患者が少なかったので、診てくれました。
   レントゲンで見たら歯が裂けるように割れていて、以前結構削っていた歯だったので
  噛み合わせにより力がかかって脆い部分が割れてしまったようです・・・それで「これは
  抜くしかないがどうする?」と言われ、どうしようにもこのままでは生活できないから、
  迷わず「抜いてください」とお願いしました。麻酔を打って時間はかかったものの、途中で
  何度も「痛くないか?」と聞いたり、「何か問題はないか」と言われましたが、全然痛く
  ないので、大丈夫と言いつつも(口が開かず言いづらいが)、静かに治療を受けていたら
  抜いた後に「good job」とか「You're a excellent patient」と言われ、なんだそりゃと
  思いましたが、こちらの人は怖がったり騒ぐこともあるそうで・・・
   
   待合室と受付の窓です。奥の入口の先が診療室(2部屋)です。気さくな先生だったので
  記念写真も大丈夫そうでしたが、そんなことを考える余裕なく帰るときに撮った写真です。
   しかしその後も驚きの事実・・・何と麻酔が強力すぎます。10時半頃打ったと思うので
  すが、午後4時になっても感覚は全くなく、ようやく5時過ぎに普通になってきました。
  6時間近くも効果があるなんて凄すぎます。しかも局所麻酔でも強力にに効いているので
  頭もぼーっとしていて大変でした。感覚が戻ってもぼーっとした状態は続き、結局この日は
  ほとんど何も食べないまま寝ました。
   ああ、ここステートカレッジで歯を1本失いました・・・

  2017年 1月 9日(月)

   今日から春学期!が始まりました。春には程遠い寒い日でした。入口にある貼紙です。
   
   歌のタイトルでもあるこの言葉を使うセンスが好きです。-12℃とかになっていて
  寒いのですが、コロンビア人(デュバニー)、インド人(スジ)と南部出身のアメリカ人
  (バネッサ)と一緒に研究所内で昼を食べました。みんな寒いのが嫌ですが、バネッサは
  " I can't understand people can live here" と真顔で言うので、爆笑してしまいました。

  2017年 1月 6日(金)

   コロンビア人のデュバニーが、博士課程の中間審査をパスしたので、前から約束していた
  お祝いのお好み焼パーティーをうちで行いました。
   
   材料はミューヨークとかで買っていたものなので、当然ソースとかも日本と同じものです。
  一度作ってからデュバニーとマックスにも教えて挑戦してもらいました。
   見事にできたので、これをマスターしてほしいなあ。
   
   デュバニー夫妻と年末に一緒にいた研究員の人です。
   
   夜1時まで盛り上がっていました。とてもいい思い出になりました。ありがとう。
  でもデュバニーは約束したギターを忘れたので、ビートルズ合唱はしなかった・・・
   
   

  2017年 1月 3日(火)

   こちらでは元旦だけ休みですが、2日は代休なので一応大学は休みのようです。でも町は
  全くの平常営業でした。お正月はほとんど無関心という感じのアメリカです。
   今日から研究室に行きましたが、来ている人は普通に活動していて、お正月の挨拶も
  Happy New Yearの一言で終わりです。しかも実験計画を聞いたら「今日の夜9時と明日の
  朝7時に培養細胞の取り出しを行い、ついでに他の仕事も手伝ってくれ」といういきなり
  全力疾走に半分驚きながらも、楽しみな気持ちになるのも不思議なものです。
   で、夜にやって来たのですが・・・
   
   当然駐車場もガラガラでしたが、2階の駐車表示は変わらないことがわかりました(笑)
   あまり実験の写真は出していなかったので出すと・・・
   
   左の細胞培養フラスコは、コントロールで右側がウイルスに感染させた細胞です。これらを
  決まった時間に採取という作業なわけです。ウイルスに感染させているので、バイオハザード
  として隔離された部屋で行なっています。
   細胞を採取するのは大した仕事ではないのですが、ついでに行った仕事というのが「蚊に
  ウイルスを混ぜた血液を与え、吸血した蚊を選り分ける」という作業でした。
   
   37度に温めたウイルス入りのヒトの血液を蚊の容器に置くと、たくさんの蚊が集まって
  来ます。もちろん隔離された部屋で血に接しないように注意を払うのですが・・・
   
   血を吸ったかを選り分ける作業は、低温麻酔してピンセットで掴むものの、見えにくい
  からと、いきなり隔離用の容器を開けたりして驚きます。さらに低温麻酔時に復活した
  蚊が飛び回るという悪夢も経験しました。幸い私が見つけたものの・・・怖すぎます。
   
   吸血して腹が膨れた蚊・・・結構ルーズな一面を見てこの部屋に近づくのは今後
  やめようかと思います・・・しかしこの3日後に私に向かって飛んでくる蚊を発見!
  潰しましたが、それは感染していない蚊だと言われたものの・・・疑心暗鬼です。
   新年早々大変な体験をしました。

  2017年 1月 1日(日)

   とうとうあと1ヶ月弱の滞在となりました。今年は雪が少ないから良かったですが、今後
  どうなるかわからないので、早めに帰国の準備をしてニューヨークの友人宅に行くからです。
  今月一杯か2月頭にはこの地を出ます・・・いろいろ経験して良かったけど、まだやることも
  あるし、後悔しないように今月も頑張ります。
   という優等生のような発言ですいません。今月もよろしくお願いします。

   さて、米国では新年にあたり、新年の誓いのようなことをする人は多いようですが(大抵
  長続きしないそうで、それはどこの国民も同じか・・・)、それ以外にあまり新年っぽい
  ことがなく、1月1日だけ休みであとは仕事のところも多いようです(今年は1日が日曜日
  だから、2日も休みですが)。
   ということで、大晦日はダウンタウンで年越しを経験しましたが、元旦は行事がないので
  素晴らしい天気ということもあり、ガーデンに行きました。
   
   下から見上げた空と樹木が良かったので・・・昆虫も見たので戸定の昆虫に出しました。

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