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  2016年 5月28日(土)

   今週はアメリカは Memorial Day ということで、月曜も祝日で休みです。大学の売店なども土日は
  遅くまで営業しているようですが、月曜日は1日休みです。研究室は閉まっているわけではないですが、
  ほとんど人がいないので、行ってもやることがないから、ようやく日々の生活が落ち着いてきているので
  少しゆっくりしたり書類とかしています。引越しで頼んだ荷物がまさかの船便で6月おしまいまで来ない
  らしいので、そこに入れている書類とかも多く失敗しました・・・
   さて、アメリカの害虫を見たいというのも1つの目標ですが、大学の敷地内にある植物園にはリンゴの
  樹があるので、コドリンガが来ないかしら、なんて思っています。またそこには小さな畑もありましたが
  トマトとキュウリとあと何かありましたが、ジャガイモはないので、じゃあ自分で育てようとスーパーに
  売ってたので種イモと土と植木鉢を買ってきました。イモを食べるのが目標ではないので植木鉢でも
  いいいかな(笑)
   箱にイモが6つ入っているとあったのですが、よく確かめもせず購入。でも開けてみたらやはり
  すでに発芽して生長中(笑)まあいいか・・・
   
   この鉢も鉢カバーなのか、底に穴が空いていなかったので、ドリルで開けました。
   
   もうひょろ長くなっていて不恰好ですが、あとから良い芽が出てきたら間引きする
  ことにして、しばらくはこのまま様子を見ます。
   というわけで、このジャガイモにコロラドハムシがやってくるのか・・・またレポートします。

   ところで今日は日本人の集まりでサッカーをするというので行ってみました。こちらに来る前は
  足を痛めていたのですが、渡米以来ちっとも痛くないのでやってみたところ、本当に疲れましたが
  痛くなることもなく終了(筋肉痛は出ると思いますが・・・)、せっかくだから続けます。
   今日は写真どころではなかったので、またの機会に撮影します。

  2016年 5月23日(月)

   とうとう車の登録が終了して、ナンバープレートがある普通の車になりました。こちらに来て
  3週間で登録できたのですから、順調なのかもしれませんが、なんだか不安だったという感じです。
  私が日本で乗っている車とは大きさが違いますが、この大きさも良いですね。走りやすい相棒です。
   
        あ、これは車検の前なので、フロントガラスにステッカーがありません。

   ハイブリットだから燃費もいいと思いますが、ガソリンが空になって入れても23ドルくらいでした。
  安!日本と違って前のプレートはないので、前にはプレートの取り付けがない車も多いものの、この車は
  日本車だからか、前のプレートもあったので、大学のロゴを入れました。プレートは、ご当地のものとか
  好きな文字もオプションで入るようですが、そんな余裕もなく(笑)標準のものをもらいましたが、
  いい感じで気に入っています。帰国時には持って帰れるようなので(確認)、そうなるといいなあ・・・
  カウンターでプレートもらって自分でつけるのも日本では体験できない楽しさでした。
   こちらの車が日本と違うのは、左ハンドルとかウインカーの位置が逆なのはいいましたが、この他に
  違うのは、キーでロックするときに、一度ロックして「あれ、ロックしたかな?」ともう一度ボタンを押すと
  軽くクラクションが鳴ることが挙げられます。それで確認するという他に、こちらは車社会ですからどこに
  でも広大な駐車場があります。で、停めてまた帰るとき、どこに停めたか忘れることもあるでしょう。
  そんなときに「ここだよ」と車が教えてくれるという利点もあると思います。
   実際どこの駐車場でも「プップ」と頻繁に鳴っていて最初分からないときは「なんで駐車場で鳴らすんだ?」
  と思っていましたが、自分の車のロックで2回押したときに鳴って驚き、確認して仕組みがわかりました。
   あとはライトを消していてもスモールが点灯している車が多いです。初めての運転が雨だったので、
  「みんなライトをつけていて注意深いんだなあ」と思ったら、外は明るいのに自分の車も点灯して
  いてびっくりしました。これはそういう仕組みなんでしょうね。車が多いからそうなっているのかな・・・

  2016年 5月22日(日)

   私は誰にも連絡していないのに、私が来たという情報が日本人の中に伝わり?ちょうどバーベキューの
  会があるから来ないかと言われました。村上さんとお話ししたぐらいで日本人と会って話すことは
  なかったので、行ってみました。
    
   最後に撮った記念写真ですが、結構集まりました。着ている服から雨で寒いのがわかりますね・・・
  若い人が多く30〜40ぐらいの人がほとんどかな・・・東北大のマスターの学生さんもいました。他にも
  いろいろな人がいましたが、名札があるわけでもないので結局は周りにいた人たち10人ぐらいとは
  会話しましたが、そんな感じでした。ペンシルベニアは外でお酒を飲んではいけないと厳しいので
  当然アルコールないから静かな会でした・・・また幹事の方が献身的で頭が下がりました。

  2016年 5月19日(木)

    これからキャンパス内の写真も撮りたいものですが、まずはこんなもの・・・
    
    たぶん樹木用の高所作業車かな・・・でも人はいなかった(笑)昼休みでしょうか・・・
   芝生を刈る乗車式の芝刈り機や刈った芝を吸い取る乗車用の車などそういう作業車も
   たくさん出ていました。
    夕方から経済の栗原先生の友人のマーク先生と会いました。とっても良い人で、お酒を飲んで
   盛り上がりました。初めて大学の人とアメリカンポップスの話で盛り上がり嬉しかった(笑)
    
   もう一人はマークさんの所の研究員、この人もいい人だった。ここは店のテラスです。私は
  お酒飲むからと運転してこなかったが、マークは車でここに連れてきてくれてビール3杯飲んだ
  あと、家まで送ってくれました。飲酒運転はさほど厳しくないそうだけど、私は絶対飲んだら
  運転しないとしているので大丈夫です。

  2016年 5月17日(火)

    ペンステートの村上教授からメールいただき、研究室に伺いました。RNAの構造解析をされている
   ひとで、とってもいい人でした。日本人の留学生が少ないから元気のある人は来て欲しいと言ってい
   ました。研究環境は本当にいいですよ!応用生命とかの若い人どうですか?
     http://bmb.psu.edu/directory/kum14
 
   一緒に住んでいる人はマックス・ゾーリンというバイオリンの教授です。
     http://music.psu.edu/faculty/max-zorin
   彼は大学で音楽を教えるとともに、子供から学生までプライベートレッスンもしていて(生徒さんは
  5人だったかな)、さらに夏は(夏休みなので)演奏旅行やその他をしているので、ペンステートには
  全くいないそうです。
    
   これは単に一緒に夕飯を食べたときの写真ですから穏やかですが、演奏中はすごいです。

   演奏中というのは、家では練習などしていますが、5月17日に隣町?のWilliamsportというところで
  コンサートがあるというので、行きたいと言ったらチケットを取ってくれました。そこで出かけたのですが
    
   隣町なのかわかりませんが1時間15分ほど、やはり何もないところを走ります。
    
    今日の会場の Community Arts Center です。6時ごろに着いたので、少しあたりを歩いて食事も
   しようと思ったのですが、マックスから『本当に何もないから、早く行かないほうがいい」と言われた
   のは本当でした・・・付近にはファーストフードの店はなく、スーパーなどもありません。市庁舎が
   すぐ近くにあるのだから街の中心だと思うのですが・・・郊外にあるのかもしれませんがやられました。
    レストランはあるが時間が中途半端なので、諦めてコンサートまで付近を見ました・・・
    
    ある交差点の四角にすべて野球の銅像がありました。見てみたらこの場所はリトルリーグの発祥の
   地のようです。私が育った東京都調布市は私が子供の頃リトルリーグが強かったので、縁を感じ
   ました。でもこういうものはこれしかなかった・・・いわゆるスモールタウンというのはこういう所
   なんでしょうかねえ・・・そういう意味では今いるState Collegeは店もあり街も程よい感じなので
   私には居心地がいいと思いました。今後、ピッツバーグやフィラデルフィアなどに行くときに、また
   State Collegeと比較してみたいと思います。
     1866年からで市制150周年みたいです。

   さて、肝心のコンサートですが、会場はこんな感じ・・・
    
    開演前の写真は、聞いたら撮ってもいいというので撮影しました。いい雰囲気の会場です。
   そしてマックスのソロは本当にすごくて、鳥肌ものでした。スタンディングオベーションを
   受けていて、こんな人と一緒に住んでいるのかとちょっと不思議な気持ちでした(笑)

    帰り道は暗い中の運転でしたが、カーナビがなかったら帰れませんでした。フリーウェイでも
   途中で降りてまた乗り換えたりするのに、その場所には標識や街灯がないことは当たり前なので
   本当に疲れました・・・もっと遠い街でのコンサートなどでは日帰りは無理だなと諦めました。
    また聞いた話だと夜は動物もよく出てくるそうで、行きの道でも大きなシカが横たわっていて
   気の毒でした(車も相当なダメージでしょう・・・)。またスカンクも普通に活動している
   そうですから、ぶつかったら廃車だそうです(匂いがきつくて取れないという話)。
    

  2016年 5月9日〜の週

   大学の手続きがいろいろあって、それをやっていた感じでした。農学部の事務では取れないと言われて
  驚いたソーシャルセキュリティーナンバーも、国際課に行ったら取れることもわかり申請しましたが
  少し遅れたので、早くも購入してしまった車の申請などが全く進まず、今月中にできないと仮の
  プレートが期限切れになってしまうから、なんだか心配です。でも大学内のVisiting Schalorとしての
  申請や、健康保険などは今週全部終わりました。
   国際課というか留学生課というか、その事務は混んでいて留学生はものすごい待つようですが、
  私のようなVisiting Schalorだと担当の人たちが違うので、空いていてすごく優しいので有難いです。
  中国系の人も1人いて最初から私のことを覚えていてくれて、仲良くなって助かります。

   晴れた日もあったので青空の下の研究所です。
   
   
   上の写真は圧倒的ですが、わかりにくいので横から撮影しすると
   
   こんな感じです。で、実験室ですが・・・
   
   どこまで続くんだー!という感じですが、ここに5つの研究室があるので我々が持っているのは
  実験台が5つだったかな・・・あと右側に実験スペースがあるので、結局はかなり広大で最新の
  設備もあって、実験し放題です。すごい環境です・・・まだ先かもですが実験のレポートも
  しますが、撮影はそうできないかもしれませんけど・・・

   お世話になっている人たちは
   
   左からジェイソン・ラスゴン先生、その奥さんで研究員のジョイス・サカモトさん(日系2世)
  右は博物館にいるイシュトバーンさんと奥さんです。やることがどちらかというとウイルス学に
  なったので、昆虫関係の話がしたいと思うときは博物館に行こうと思います。フェロモントラップも
  届いたら彼と仕掛けようと企んでいます。

  2016年 5月7日(土)

   まず最初になんとかしないといけないのは、これから9ヶ月住むところです。最初の1週間は
  ホテルに泊まり、その後どこかあればと思ったのですが、金曜日以降の部屋が全く空いていません!
  そんなにすごい観光地だっけ?と不思議に思ったのですが、学内も人が溢れています。研究室の
  人と話をしていたら、なんと今週は卒業式だそうで、しかも日本と違い各学科がそれぞれ独自の
  日程で(日や時間も違う)卒業式をするそうで、あちらこちらにテントが建っています。
   週末に行われる卒業式が多く、こちらでは家族が来るそうで、祖父母も同席(しかも同窓生)という
  こともあるようで、人が多いのもうなづけます。でも来週は何も無くなる?そうですが、そんなことは
  信じられないくらいの人がいます。
   というわけでホテルにいられないので、その週末は博物館の人のところにお世話になることに
  したのですが、研究室の ジェイソン 准教授とその奥さんで研究員でもある ジョイスさんが
  とてもいい人で気にしてくれ、部屋探しも協力してくれました。そしてネットを検索中に音楽の学部の
  バイオリンの教授が部屋を貸しているという情報を見つけ出してくれて、見に行ったところ、大変
  いいところで、すぐに気に入りました。ということでホテル暮らし3日を経てアメリカ的な住宅に
  フランス国籍のバイオリンの先生と、海軍に所属している学生との3人との共同生活が始まります。
   どういう生活かはまたの機会にして、まずはどんな家かを写真で・・・
   
                  門扉と暖炉の煙突(左)と玄関
   
      道路沿いから見たところ、私は窓が見える2階の部屋(左)、裏には駐車場

     というわけで、いきなり部屋も決まったので、早くいろいろ軌道に乗せたいです・・・

  2016年 5月6日(金)

   まだまだ大学に来て最初のいろいろな登録があるので、研究とかはまだ先になってしまいますが、
  私が所属するのはDepartment of Entomology, College of Agricultural Sciences というところに
  なります。日本的には農科学部昆虫学科という形になるのかな・・・昆虫学科というのにかなり
  惹かれます。また昆虫といっても農業害虫だけではなく、いろいろな分野にまたがるようです。
  今後そのあたりがわかってくるとは思いますが、今はまだ全容どころか何しているのかもわかっていません。
         
   私は上の建物であるAgricultural Sciences and Industriesという校舎の5階に配属になると
  思ったのですが、ビザが遅れた原因でもある指導の先生が交代したという影響もあって、
  書類上だけではなく、実際もここにいる先生ではなく所属は同じでも他のところにいる先生の
  もと、研究をすることになりました。その校舎は学内で最も新しい建物である Millennium
  Science Complex という研究所で、Institutes of the Life Sciences と Materials Research Institute
  の2つの分野が集まっています。
  
   建物は90度に開いていて上の写真でいうと左側がInstitutes of the Life Sciences、右のほうが
  Materials Research Institute となります。私は左翼の1階の研究室に入ります。また実験室は
  後日紹介します。この写真の裏側が入り口になりますが・・・
   
   こんな形をしています!ガーデンを挟んで右側が Life Science です。すごい建物で毎日圧倒さ
  れますし、気合が入ります。まだ始まっていませんがなんと私はここでジカ熱のウイルスの研究に
  携わることになりそうです・・・どんなことが待っているんでしょう・・・

                 
   サマータイムを実施していることもありますが、北海道の緯度ですから日も長く、この写真は
  大学を出て買い物している時なのでもう夜の7時半を回っていたのですが、空を見たら綺麗な虹が
  現れていました!これから先も順調に進みますように・・・

  2016年 5月3日(火)

   いよいよ、ペンステートに向けて出発です。左ハンドルの車を運転するのはもちろん初めてなので
  結構緊張しました。右車線を通行することについては、だいぶ心配でしたが、右側通行と思って
  いれば、曲がったときに左に入ることはありませんでした。でも慣れた頃には気をつけないと・・・
   それよりも、ワイパーとウインカーが逆なのは、聞いた気もしていましたが、いざ操作すると
  全く対応できず、方向変える時にワイパーを動かし、苦笑することが多々ありました。移動時が
  雨だったので、私だけワイパーという事態はありませんでしたが・・・もちろんその逆もあって
  これは当分直りそうもないです。あとは、運転席に乗ってから右側からシートベルトをたぐって
  しまうクセは全く抜けず、これが一番長く残っていました。

   さて、移動はフリーウウェイをひたすら運転するのですが、いわゆるMiddle of nowwhereを
  ずっと通って行きます。さすがに砂漠ではないですが、単なる平原や丘や山がずっと続く道です。
    
      どれも随分離れた場所ですが・・・

   景色は変わりませんでした・・・でもさすがに緊張で眠くならなかった・・・

   昼食休憩入れて4時間15分ほどで到着しました。大学は卒業式の週だそうで人が溢れていました。
  大学内の写真はまた紹介します。

   受け入れ教員の一人であるエド教授が出向かえてくれて、一緒に事務のアン・ストーンさんの部屋に
  行き事務的な手続きをしましたが、いろいろなところに行くようで混乱します。また後から分かりますが
  留学生センターのようなところに行かないと皆さん、細かいことは理解していないようでした。
   今日は夕方なので、明日から始まりますが、誰かがいないと大変だという感じを持ちました。