Kodama Group:

児玉 研究グループ

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2011

Mori, K., Ito, T., Miyamoto, H., Ozawa, M., Wada, S., Kumagai, Y., Matsumoto, J., Naito, R., Nakamura, S., Kodama, H., Kurihara, Y.

Oral administration of multispecies microbial supplements to sows influences the composition of gut microbiota and fecal organic acids in their post-weaned piglets.

J. Biosci. Bioeng. (2011) 112: 145-150

プロバイオティクスを母ブタに投与することによって、子ブタの腸内細菌相に変化が生じることをDHPLC法とT-RFLP法により示しました。従来子ブタへの生菌剤の投与は行われてきたが、妊娠中と授乳期に投与することで、子ブタへの効果が期待できることになります。(日環科学株式会社・京葉プラントエンジニアリングとの共同研究)

Sogabe, Y., Nakamura, H., Nakagawa, T., Hasegawa, S., Asano, T., Ohta, H., Yamaguchi, K., Mueller, M.J., Kodama, H., and Nishiuchi, T.

Visualization of wounding-induced root-to-shoot communication in Arabidopsis.

Plant Signal. Behav. (2011) 6: 1037-1039

AP2/ERF転写因子ファミリーに含まれるAtERF13遺伝子のプロモーターが、植物の根の切断によるシグナルをうけて地上部の葉で発現する様子をリアルタイムで観察した。発現の様子はルシフェラーゼによる発光によってモニターしました。(金沢大学との共同研究)

Hasegawa, S., Sogabe, Y., Nakagawa, T., Nakamura, H., Kodama, H., Ohta, H., Yamaguchi, K., Mueller, M.J., and Nishiuchi, T.

Gene expression analysis of wounding-induced root to shoot communication in Arabidopsis thaliana.

Plant Cell Environ. (2011) 34: 705-716

植物の根に傷をつけることで、根からのシグナルが地上部の葉に伝わるのではないかと考え、そのような状況下で応答する遺伝子をマイクロアレイを用いて調べました。また、応答の初期ではジャスモン酸が、後期では12-oxo-phytodienoic acidがシグナルとして働いている可能性を示しました。(金沢大学との共同研究)

2010

Ishimizu, T., Kodama, H., Ando, T., and Watanabe, M.

Molecular evidence that most RNAs required for germination and pollen tube growth are stored in the mature pollen grain in petunia.

Genes Genet. Syst. (2010) 85: 259-263

雌しべ中の花粉管の伸長はきわめて速いため、その分子機構について興味があるところです。論争の一つに、花粉管で特異的に発現する遺伝子があるかどうか、ということがあります。この論文では、花粉と花粉管から作成したESTライブラリーを用いて、マイクロアレイ解析を行いました。結果、ペチュニアの花粉管では花粉形成時に蓄えられたmRNAが機能しており、新規に発現するmRNA種はない、ということが示唆されました。(大阪大学との共同研究)

Oka, S., Midorikawa, K., Kodama, H.

Cosuppression and RNAi induced by Arabidopsis ortholog gene sequences in tobacco.

Plant Biotechnol. Rep. (2010) 4: 185-192

アラビドプシス葉緑体ω−3脂肪酸不飽和化酵素遺伝子の配列を有するsiRNAによってタバコオルソログ遺伝子の発現が翻訳段階で抑制されることを示しました。とくにタバコ葉緑体ω−3脂肪酸不飽和化酵素遺伝子のmRNA量が翻訳阻害によって蓄積することから、RNAi経路によってmRNA量が増加してしまう遺伝子があることが示唆され、今後のRNAiの研究にとって重要な知見であると思われます。

Hirai, S., Takahashi, K., Abiko, T., Kodama, H.

Loss of sense-transgene induced gene silencing by sequential introduction of the same transgene sequences in tobacco.

FEBS J. (2010) 277: 1695-1703

コサプレッションが生じている形質転換株に、同じプロモーター配列とセンストランスジーンをもつコンストラクトを導入しました。この2重形質転換植物において、コサプレッションの起因となっている導入遺伝子のプロモーターがメチル化されることでコサプレッションが解除されているという複雑な現象が生じていると考えられました。そこで、プロモーターのメチル化のみを誘導するコンストラクトをコサプレッションが生じている株に導入したところ、やはりコサプレッションが解除されることが示されました。この結果は、植物の分子育種の過程で導入遺伝子の数が増えていく際に、導入遺伝子の発現が不安定になる原因を示していると考えられます。

Tanaka, R., Miyamoto, H., Kodama, H., Kawachi, N., Udagawa, M., Miyamoto, H., Matsushita T.

Feed additives with thermophile-fermented compost enhance concentrations of free amino acids in the muscle of the flatfish Paralichthys olivaceus.

J. Gen. Appl. Microbiol. (2010) 56: 61-65

好熱菌発酵産物を、養殖しているヒラメに投与することで、筋肉中の遊離アミノ酸量が増加することを示した。好熱菌発酵産物を投与した動物で生化学的な数値データが変化することを初めて示している論文である。遊離アミノ酸量の変化がヒラメの味の変化につながっている可能性も高いと思われる。(日環科学株式会社・京葉プラントエンジニアリングとの共同研究)