Kodama Group:

児玉 研究グループ

発表論文
2016 -, 2014 -2015 , 2012 - 2013 , 2010-2011


Home-Kodama group
教員紹介


Research project

研究テーマ紹介


Recent research

最近の研究成果
2016-
2014-2015

2012-2013
2010-2011


Laboratory life

研究室の様子

Map and access
地図とアクセス

 

Home

2012

Kawaguchi, Y., Nishiuchi, T., Kodama, H., Nakano, T., Nishimura, K., Shimamura, K., Yamaguchi, K., Kuchitsu, K., Shinshi, H., Suzuki, K.

Fungal elicitor-induced retardation and its restoration of root growth in tobacco seedlings.

Plant Growth Regul. (2012) 66: 59-68

糸状菌の一種であるトリコデルマが産生するエリシターの一種であるXylaneaseが、タバコの根の成長に与える影響を調べた論文。可逆的に根の成長を抑制することを示している。(産業総合研究所、東京理科大学、金沢大学等との共同研究)

Matsubara, K., Kei, S., Koizumi, M., Kodama, H., Ando, T.

RNA silencing in white petunia flowers creates pigmentation patterns invisible to the human eye.

J. Plant Physiol. (2012) 169: 920-923

白花ペチュニア品種のなかで、紫外線をあてて観察すると、模様が見える品種があります。ヒトの目には白い花ですが、蜂などの昆虫には模様になって見えるのだと思われます。この模様ができるのは、AN2と呼ばれる転写因子の欠損とカルコン合成酵素遺伝子のRNAサイレンシングが組み合わさっていることが原因であることを明らかにしました。(千葉大学花卉園芸学研究室との共同研究)

Miyamoto, H. Kodama, H., Udagawa, M., Mori, K., Matsumoto, J., Oosaki, H., Oosaki, T., Ishizeki, M., Ishizeki, D., Tanaka, R., Matsushita, T., Kurihara, Y., Miyamoto, H.

The oral administration of thermophile-fermented compost extract and its influence on stillbirths and growth rate of pre-weaning piglets.

Res. Vet. Sci. (2012) 93: 137-142

好熱菌発酵産物を、ブタに長期投与したときの、ブタの死産率に関する疫学調査の結果をまとめた論文。長期投与によって、死産率が低下することを示した。プロバイオティクスの投与によって死産率が低下することを示した論文はきわめて少なく、プロバイオティクスとしての好熱菌の有用性が示されたと言える。(日環科学株式会社・京葉プラントエンジニアリングとの共同研究)

好熱菌発酵産物を、ブタに投与すると、死産率が低下するのをすでに報告している。このような生理作用が生じる原因を調べるために、ラットに好熱菌発酵産物を投与しました。すると、腸管免疫に関与する糞中のIgA量が増加し、それとともに、Bリンパ球の誘引する因子であるCXCL13遺伝子と、ナチュラルキラー細胞などで作られるプロテアーゼをコードするGranzymeB遺伝子の発現量が増加することを明らかにしました。このような腸管免疫系の働きが促進されることで、家畜に良い影響が現れているのではないかと推測されます。(日環科学株式会社・水産大学校・金沢大学との共同研究)

Satoh, T., Nishiuchi, T., Naito, T., Matsushita, T., Kodama, H., Miyamoto, H., Miyamoto, H.

Impact of oral administration of compost extract on gene expression in the rat gastrointestinal tract.

J. Biosci. Bioeng. (2012) 114: 500-505

2013

Ishikwa, K., Ohmori, T., Miyamoto, H., Ito, T., Kumagai, Y., Sonoda, M., Matsumoto, J., Miyamoto, H., Kodama, H.

Denitrification in soil amended with thermophile-fermented compost suppresses nitrate accumulation in plants.

Appl. Microbiol. Biotechnol. (2013) 97: 1349-1359

好熱菌発酵産物を、農業において投与すると野菜の硝酸含量が低下する。有機野菜でしばしば観察されるこの現象の分子機構を調べたところ、土壌中の硝酸含量が脱窒によって低下するのが主原因であることを好熱菌発酵産物を用いて証明した。有機野菜のメリットの一つを科学的に解明したと言える。(日環科学株式会社・京葉プラントエンジニアリングとの共同研究)

Miyamoto, H., Seta, M., Horiuchi, S., Iwasawa, Y., Naito, T., Nishida, A., Miyamoto, H., Matsushita, T., Itoh, K., Kodama, H.

Potential probiotic thermophiles isolated from mice after compost ingestion.

J. Appl. Microbiol. (2013) 114: 1147-1157

好熱菌発酵産物が家畜に与える影響を明らかにするために、マウスの腸に生着する可能性のある好熱菌を単離しました。とくにBacillus thermoamylovoransに近縁のN-11株は、マウスに投与すると飼料効率が向上し、腸管免疫を活性化させる効果があることを示しました。これらの好熱菌がプロバイオティクスとして働いていることが考えられます(日環科学株式会社・東京大学・水産大学校との共同研究)

Miyamoto, H., Shimada, E., Satoh, T., Tanaka, R., Oshima, K., Suda, W., Fukuda, S., Nishiuchi, T., Matsuura, M., Mori, K., Miyamoto, H., Ohno, H., Hattori, M., Kodama, H., Matsushita, T.

Thermophile-fermented compost as a possible scavenging feed additive to prevent peroxidation.

J. Biosci. Bioeng. (2013) 116: 203-208

好熱菌発酵産物をラットに投与したところ、肝臓の過酸化脂質が減少し、不飽和脂肪酸組成が変化しました。また酸化を抑制するグルタチオンが増えていること、抗酸化活性が増加していることから、好熱菌発酵産物を投与することで、動物の抗酸化活性が向上することが示されました(日環科学株式会社・理化学研究所・東京大学・水産大学校との共同研究)

Saruyama, N., Sakakura, Y., Asano, T., Nishiuchi, T., Sasamoto, H., Kodama, H.

Quantification of metabolic activity of cultured plant cells by vital staining with fluorescein diacetate.

Anal. Biochem. (2013) 441: 58-62

マングローブの一種であるマヤプシキの培養細胞を用いて、簡易的に細胞の活性(ここでは特に増殖につながる活性を考えています)を定量化する方法について検討した結果、Fluorescein diacetateによる生細胞染色を行ったのちに、生成したFluoresceinを定量することで、簡便に細胞の活性を定量化できることを示しました。この方法は、木本植物の培養細胞などのように増殖速度の遅い培養細胞系にとって有用だと思います。(金沢大学・横浜国立大学との共同研究)