>>>平成 20年度(2008年度)

ファン ツチュン 日本の植物園関連施設における経営方針の分類と
展示施設の実態に関する研究

>>>平成 19年度(2007年度)

戴 菲 中国武漢における公園緑地の発展と
公園地の利用形態の特性に関する研究
Siti Nurul
Rofiqo Irwan
STUDY ON HUMAN THERMAL COMFORT AND HUMAN
ACTIVITY IN THE TREE-SHADED AREAS IN THE GREEN
SPACE OF THE TROPICAL COUNTRY
CASE STUDY: THE PRAMBANAN PARK, YOGYAKARTA,
INDONESIA

>>>平成 18年度(2006年度)

中島 敏博 緑地保全における市民の参加意欲と空間評価に関する
計画論的研究
鈴木 弘孝 敷地・街区を対象とした壁面緑化による
おん念環境改善

>>>平成 11年度(1999年度)

朴 永吉 高齢者の公園利用の空間的規定要因に関する研究

>>>平成 9年度(1997年度)

Bambang Sulistyantara Studies on the Effectiveness of Thermoscape Analysis in Evaluation of Thermoscape Characteristics and Thermal Comfort at Residential Areas
概要>>> 夏期の高温時において住宅地の快適環境形成に緑被が重要な役割を果たすことを、赤外線カメラで得られる景観構成要素の表面温度の分布パターン=温熱景(サーモスケープ)という概念を用いて、国内外の都市を対象に実証的に明らかにした。具体的には、緑被の部分が一定の低温域を示しその面積比率は緑被率と高い相関をもつこと。また、一定の緑視率のもとで人々が快適と感じる割合が高くなる等温域率(RIA)を抽出し、温熱快適性を高める空間的条件としてのRIAの有効性等を明らかにした。

>>>平成 7年度(1995年度)

茵 京禄 居住環境における自然体験と環境意識に関する研究
概要>>> 都市化度合いの異なる地域を対象として人々の環境意識と自然体験との関係について実証研究を行った。その結果、日常の自然体験が地域景観への愛着や環境保護意識・行動に影響を与えているが、世代間や地域間で差がみられた。また、児童世代の自然体験は親世代と比べて都市的であり、児童期に農村的環境で育った親世代は地元やふるさとへの意識が高かった。さらに、児童期における自然体験が環境保護活動への参加を促す契機となっている実態が把握された。
木下 剛 近世城下町を基盤とする市街地における空間構成の変容と緑地の立地に関する研究
概要>>> 近世城下町に由来し都市化の度合いの異なる市街地を対象として城下町の空間構成の変容に関わる緑地の立地の意義について比較検証を行った。その結果、近世城下町では緑被地を主体とする都市骨格が形成され、その近代的変容過程と、公園等に代表される緑地の立地とは極めて強い相関関係がみられた。すなわち、緑地の立地には歴史的都市骨格を継承する手段としての役割と都市骨格を再編もしくは新たに形成する手段としての役割が確認され、都市構造としての緑地の意義が指摘された。
長田 光世 トンボを指標とした生物相保全のための湿性緑地構造に関する研究

>>>平成 3年度(1991年度)

斉藤 庸平 市街地防火対策における緑地の配置効果に関する研究
概要>>> 本論文は、緑地の持つ防火力を活かし、市街地火災を防ぐための有効な配置理論の構築を目的としたものである。そのため江戸時代の火除地等緑地を活用した過去の市街地防火対策の定量的な解析、樹木や生垣等の火災実験、形状測定に基づく防火性解析、敷地、街区レベルからの市街地構造の分析、市街地火災の空間的な性質の分析等を行い、防火のための緑地配置の基礎的知見を得た。さらにそれらの結果を総合的に考察し、住宅地街区の接道空間緑化による遮断帯形成により市街地火災を有効に阻止できる可能性のあることを実証し、「住宅地街区接道空間緑化延焼遮断帯」の配置理論の基礎を確立した。

>>>平成 2年度(1990年度)

金 振仙高密度市街地における緑被地の分布特性とその構成に関する研究
概要>>>高密度市街地の居住環境の向上にかかわる計画条件、物的条件について、圧政治・経済・文化の異なるソウル特別市と東京特別区における社会的・制度的・自然的指標から緑陵地の分布特性について解析を試みた。Aその結果、高密度市街地における緑披地の分布特性、低層高密市街地の空地の変容、B私的空地の変化と建築密度との関係から「環境建ペい率」の必要性のあることが実証された。これ以外に東京特別区とソウル特別市の都市化の実態と緑の居住環境との関係について多くの計画的諸条件の知見が得られた。