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大塚 紀子 |
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小中学校における環境教育の推進に関する一考察 千葉市を研究対象地として |
押樋 克樹 |
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景観の継承性からみる都市緑地を支える敷地形態の変容 |
概要>>> |
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都市の緑地は、緑被地等平面的な解析は行われてきたが、立面的な観点からは変遷を追う研究が無かった。これを追うため「緑景観」という新しい観点を用い、芝周辺を対象地として江戸末期からバブル崩壊後までの都市緑地の変遷を追った。この中で、都市緑地が経済的にも付加価値を付けられ、有効活用、保全が行われてきた姿が浮き彫りになった。 |
谷島 浩 |
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昭和30年代における児童公園の内部空間の変容とその機能
構造 |
概要>>> |
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公園設計の萌芽期である昭和30年代に新設・改修された児童公園が、その設計方法論において当時の社会情勢を反映し、「機能」に重きが置かれるようになっていく過程に着目して、実際の公園空間との関係性を明らかにしようと試みた。当時資料によって設計方法論を検証し、107の公園事例をグラフ理論を用いてモデル化して解析した。その結果、空間構造が分節化と機能特化という方向に進行していくことが明らかになった。 |
鶴島 孝一 |
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設計競技を通してみた公園の作品性と設計者の位置 |
野口 健一郎 |
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ランドスケープ・エコロジーを基礎とした景観の動態把握と
その計画論的モデルの構築 |
概要>>> |
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本研究では、ランドスケープ・エコロジーに関わる基礎的理論の中でも特に景観を形態論的に扱った理論※から景観のパターン分類の基礎的方法論を援用し、土地開発によってもたらされた景観の変容パターンを分類し、その分布・配置構造を把握することによって、土地開発と土地自然あるいは自然的生態系(環境保全)との間の相互依存的な緊張関係を安定的に維持することのできる空間形態モデルを構築した。ケーススタディ:奈良盆地域
※Forman & Godron,Landscape Ecology.(John Wiley,New
York.1986) Forman,Land Mosaics:The ecology of landscapes &
regions.(Cambridge University Press,Cambridge.1995) 他 |
松本 悟 |
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隅田川沿川の産業施設の変遷と立地形態にみる表裏転換 |
概要>>> |
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近代産業発展の舞台となった隅田川沿いの産業施設に着目し、
河川と産業施設の関係がどのように変化してきたかを「河川に対する表裏の認識」という視点から分析することを通じて、
沿川空間のもつ地域環境デザイン上の意義と課題について考察した結果、産業施設の河川に対する表(産業インフラ)→裏→表(環境資源)という認識の変化と、河川と地域との関係を媒介する場としての重要性が指摘されるとともに、地域の論理やニーズを的確に反映した空間デザインが課題とされた。 |
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