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挿し木は簡単にできます。
先ず、挿し木のできる時期と枝ですが、通常は開花後、結実する頃がよく、枝が伸長を停止し硬くなった枝を用います。モッコウバラは、八重咲きで結実しませんから、
開花時期に合わせて枝を採取する時期を決めます。通常、東京近郊で、4月下旬から5月上旬に開花しますので、6月上旬から中旬がいい時期でしょう。
充実した太さ数ミリぐらいの枝を採取し、適当な長さに切りそろえ、挿し穂を調整します。挿し穂には葉を2,3枚着けておきます。さらに、切り口を鋭利なカッターナイフまたはカミソリで切り戻し、水揚げ(水にさしておく)を1時間ぐらい行います。
その後、切り口に発根ホルモン(商品名、ルートンなど)を付け、
清潔な用土に挿し木をします(発根ホルモンはないようでしたら使用しなくても大丈
夫です)。
用土としては、清潔な用土であれば何でもいいのですが、小粒(外径2,3mm)の赤玉土またはバーミキュライトが適当です。
鉢に数本、挿し木を行い、たっぷり灌水し、鉢ごとビニール袋をかぶせておきます
(密閉状態にしておきます)。
直射日光の当たらない明るい場所にそのまま置いておきます。あまり乾くような場所でしたら、鉢の下に受け皿をし、そこに水をためておきます。通常、30日から40
日で発根してきますので、その頃になれば、ビニール袋を取り外し、
少し灌水を控え(完全には乾かさないようにして下さい。)、
より発根を促します。
しっかりした根が張ってきましたら、
通常の鉢植え用土に植え替えて下さい。
モッコウバラは非常に丈夫なバラで、
ほとんど病害虫防除のための農薬散布は必要ないと思います。
鉢植えの場合は粒状の置き肥えを鉢土の表面に置いて下さい。
地植えの場合は、最初に植える際に植穴の底に堆肥等をすき込んでおいて下さい。
枝の剪定のことですが、通常は剪定せず、
そのまま伸ばさせた方が見事な株になるのですが、
気になるようでしたら適度に切りつめて下さい。
花芽は今年伸長した枝の脇芽に翌年の春、分化してきます。
そのため、今年伸長してきた枝をあまり切りつめてしまうと
翌年の花数は少なくなります。
できれば、これまでに開花した込み合った枝を間引くぐらいがいいかもしれません。
(回答者:上田 善弘)
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