HPLC ランプ交換
	
	
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		ランプの寿命
		
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		D2(重水素)ランプ
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		約2000時間
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		W(タングステン)ランプ
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		約2000時間
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	1.装置電源をOFFにし、電源コードを抜く
	使用直後の光源室は非常に高温 
	装置が十分冷めたことを確認後、作業すること
	2.SPD M10A パネルを開ける
	パネルを手前に開けると、左側に光源室、右側にフローセルがある。
	3.ランプカバーを取り外す
	白色のランプカバー取りつけネジを手でゆるめ、ランプカバーを取り外す
	4.D2ランプ交換
	D2クランプを外す
	D2取付ネジを+ドライバーで取り、古いD2ランプを取り外す
	新しいD2ランプをAの位置になるようにし、取付穴に入れた状態でD2取付ネジで固定する
	新しいD2ランプにD2クランプを接続する
	*新しいD2ランプを持つときは、金属のフランジ部分を持ち、ガラス部部に手で触れないように注意する
	5.Wランプ交換(1)
	Wクランプを外す
	W取付ネジを+ドライバーで取り、プレートごと取り外す
	ソケット取付ネジは絶対にゆるめないこと
	6.Wランプ交換(2)
	古いWランプをソケットから外す
	新しいWランプの足がソケットの底につくまで、しっかり取りつける(プレートW使用)
	プレート全体と取付、W取付ネジで固定する
	Wクランプを取りつける
	
	新しいWランプは、ガーゼなキレイな布で摘んで作業を行う
	ガラス部分には直接手で触らない
	7.ランプカバーを取り付ける
	
	3.と逆の順序で取り付ける
	
	*ランプカバー上部を水平に
	*Bの金属板を本体とランプカバーの間に挟む
	
	パネルを閉じる
	
	
	8.蓄積時間の自動設定
	(1)使用時間のリセット
	<PDAユーティリティ>→<光量アイコン>→<設定メニュー>→[ランプ点灯時間リセット]→リセットボタンをクリック
	
	(2)フローセルに蒸留水を流す
	フローセルに駅もれがないか、また、光路に気泡が入っていないか、目視で確認
	
	(3)<PDAユーティリティ>→<光学系アイコン>→[蓄積時間]ボタンを押し、蓄積時間の自動設定を行う→測定値を確認する
	
	(4)光源スペクトルを表示させ光出力を確認する
	<PDAユーティリティ>→<光学系アイコン>→<ダーク>→<スペクトル>
	
	
	
	9.光量チェックを行う
	<PDAユーティリティ>→<光学系アイコン>→<光量>→ランプD2とWにチェックし、[OK]ボタンを押す
	
	新品ランプに交換して間もない時は、250nm付近で8V付近の値を示す
	
	ランプの使用時間と共に、光量値は低下する
	
	D2使用時間が寿命以下で、光量最大値が3.5V以上あることを確認
	W使用時間が寿命以下で、光量最大値が2.5V以上あることを確認
	
	
2000/02/02 結果