千葉大学園芸学部花卉園芸学研究室

ホームページ編集指南 文書編集・フレーム機能


便利なフレーム機能の使い方

フレームとは

フレーム(枠、frame)はアップ画面をいくつかに分割して、複数の画面を同時に表示するための機能です。

扱い方はやや高度です。

左や上にメニュー画面を表示し、右や下にメニューから選んだ画面を表示する時に便利です。


3種類のファイル

フレーム機能を発揮させるためには、働きの異なる3種類のファイルが必要となります。

1)フレームファイル: フレーム機能を定義するためのファイルで、一群のファイルの入り口に当たり、ここにリンクしてきます。

編集画面には何も表示されず、ソース画面のみで編集します。

ここではファイル名を【frame.html】としておきます。

2)メニューファイル: 画面の左や上に表示される幅の狭い画面で、リンク先のメニューを表示するのに使われます。

フレームファイルから、常にリンクされています。

ここではファイル名を【menu.html】としておきます。

3)本文ファイル: 画面の右や下に表示される大面積の画面で、メニュー画面での選択に応じて、別々の画面が表示されます。

本文ファイルが一つなら、フレーム機能は意味がありません。多くの本文ファイルがある時にフレーム機能が有効です。

ここでは、ファイル名を【main0.html】【main1.html】【main2.html】【main3.html】としておきます。


【1】 フレームファイルの構成  【 frame.html 】

【frame.html】を新規作成して、ソース画面で以下のタグを備えます。

左右画面の場合

<head>  
</head> </head>の後ろから <frame>を始めます。
<frameset cols="15%,85%"> frame をセットします。
cols= によって画面は左右に分かれます。
左画面が全体の15%、右画面が全体の85%になるよう指定しています。

<frame src="menu.html" name="hidari">  

src= によって左画面のメニューファイル(menu.html)を指定します。
name= によって、左画面に名称を与えています。

<frame src="main0.html" name="migi">

src= によって右画面の最初の本文ファイル(main0.html)を指定します。
name= によって、右画面に名称をを与えています。
</frameset> frame を解除してます。

上下画面の場合

<head>  
</head> </head>の後ろから <frame>を始めます。
<frameset rows="10%,90%"> frame をセットします。
rows= によって画面は上下に分かれます。
上画面が全体の10%、下画面が全体の90%になるよう指定しています。

<frame src="menu.html" name="ue">

src= によって上画面のメニューファイル(menu.html)を指定します。
name= によって、上画面に名称を与えています。

<frame src="main0.html" name="shita">  

src= によって下画面の最初の本文ファイル(main0.html)を指定します。
name= によって、下画面に名称を与えています。
</frameset> frame を解除してます。

【2】 メニューファイルの構成 【 menu.html 】

左右画面の場合

<body>  

<a href="main0.html" target="migi">第0本文</a>      

ローカルリンクと同じ形式ですが、target= で表示画面を指定します。

<a href="main1.html" target="migi">第1本文</a>

ここでは右画面に表示されます。

<a href="main2.html" target="migi">第2本文</a> 

 

<a href="main3.html" target="migi">第3本文</a>

 
</body>  

上下画面の場合

<body>  

<a href="main0.html" target="shita">第0本文</a>      

ローカルリンクと同じ形式ですが、target= で表示画面を指定します。

<a href="main1.html" target="shita">第1本文</a>

ここでは下画面に表示されます。

<a href="main2.html" target="shita">第2本文</a> 

 

<a href="main3.html" target="shita">第3本文</a>

 
</body>  

【 戻る 】への対応

メニュー画面のどこかに 【 戻る 】 を準備しなければいけません。

<a href="yanagisawaJ.html" target="_top"> 戻る </a>            target="_top"によって、フレームが解除されて、全面表示に戻ります。
  "_top" の部分の下線に注意して下さい。

【3】 本文ファイル

本文ファイルは普通のHTML文書です。


終わり。