植物の染色体解析 |
![]() 図1 2n=14の染色体をもつバラ属の野生種 Rosa multifloraのイディオグラム |
イディオグラムには、動原体の位置、付随体や二次狭窄の有無、ギムザ染色による濃淡に加え、蛍光 in situ ハイブリダイゼーション(FISH)法によって位置づけされたリボソームRNA遺伝子(図2)が示されています。そして、このイディオグラムを比較することで、バラ属の類縁関係が明らかになるのではないかと考えています。 |
![]() 図2 Rosa multiflora染色体のFISH画像 緑色の部分がリボソームRNA遺伝子 |
また、マメ科のモデル植物である、ミヤコグサ(Lotus japonicus)では、FISH法を用いて染色体の転座領域を特定しています。 |
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