生物統計学 2015

5月22日の授業について

授業に関する補足をします。t検定を繰り返す場合の組み合わせについて(実際にはt検定は行いませんが)、例えば水準が20あるとき(通常の実験ではこんなに多くの水準は設定しませんが、野生植物の研究において種間差や個体群間差を検定する場合には十分あり得る数です)すべての水準間でt検定を行うには20から2個を取り出す組み合わせ、20C2 = 20! / (2! × (20-2)!) [!は階乗、3! = 3×2×1 = 6] = 190回繰り返す必要があり、統計的妥当性の前に物理的にも大変です。20C2はRではchoose(20,2)で計算できます。