野 村 昌 史  Masashi NOMURA

 

  1962年 2月12日生まれ
      調布市立滝坂小学校卒業
      調布市立神代中学校卒業
  1985 玉川大学 農学部卒業(昆虫学研究室)
  1987 東京農工大学 大学院 植物防疫学専修 修了(害虫学研究室)
  1990 東京農工大学 大学院 連合農学研究科 修了(応用昆虫学研究室)
  1990 千葉大学 助手 園芸学部(環境生物学研究室)
  2005 千葉大学 助教授 園芸学部(応用動物昆虫学研究室)
  2007 千葉大学 准教授 大学院園芸学研究科(応用昆虫学研究グループ)

 
  これまで行なった、主な研究テーマ

1.昆虫類の分子系統学的研究

 形態形質だけでは系統関係がはっきりせず、圃場での誤同定なども多くみられた、ヤガ科の
キンウワバ亜科という蛾について、酵素のアロザイムの遺伝子頻度を用いて種間の比較から進化の
道筋を検討した。またDNAの塩基配列解析を用いて種間の比較や解析を行なっており、こうした
データを、防除などへの基礎的知見として役立てている。

2.昆虫類の種内変異に関する研究

 天敵昆虫として国内でも導入されている、ヤマトクサカゲロウについて、成虫が交尾時に行う音響
交信を各個体群で比較し、幼虫の形態による2型間では異なる交信を行っていることを示した。
さらにDNAの比較を行い、日本のヤマトクサカゲロウは、海外のものとは別種であり、国内でみられる
2タイプも、タイプより分化が進んだ関係であることを示した。
 この他にも、いくつかの昆虫で、遺伝子による種内変異解析を行っている。

3.昆虫の生活史や活動リズムに関する研究

 ヤマトクサカゲロウについては、天敵として用いる際の基礎研究として、幼虫の発育に対する温度や日長の
影響を調査した。近縁種間の行動の違いを調べるために、キンウワバ類各種の飛翔行動の活動周期を調査した。
その結果、近縁種でも行動パターンがまるで異なる種も存在した。
 この他に、様々な昆虫について、発育零点などを調べ、生活史に関する研究を進めている。

4.昆虫の共生微生物に関する研究

 ダンダラテントウの子孫の性比が、メスに大きく偏る異常性比現象について、これに関係する共生微生物の
探索を目標として研究を行った。その結果、因子を明らかにすることは出来なかったが、接触および共食いによる
因子の感染がみられるかを調べ、これらによる伝播はないことを示した。また、キチョウおよびキタキチョウに
感染しているボルバキアという共生微生物について、その感染とキチョウ2種の系統関係の影響を調べた。

5.訪花昆虫と植物の交配・種分化に関する研究

 植物の研究者の共同研究として、訪花昆虫と植物の種分化に関する研究を行った。ブラジル南部において、
ペチュニアの野生種2種間の訪花昆虫の違いを明らかにし、2種が野外では交配しないことを示した。
また房総半島のミツバツツジについても、訪花昆虫と異種間の交雑の可能性について言及するとともに、
分子系統解析も行った。

6.昆虫および動物の分布実態調査に関する研究

 琉球列島に固有のオキナワヤマタカマイマイ類(カタツムリの仲間)は、絶滅に瀕している種が多いが
これらの種の一部の分布や生態調査を行い、今後の保全に対しての基礎的知見を提示した。また、園芸学部内
(および周辺)の鳥類や昆虫類の調査を行い、インベントリー化の基礎的資料とするとともにその推移などを
考察した。



 所属学会

  日本応用動物昆虫学会、日本進化学会、日本動物行動学会、日本蛾類学会、農林害虫防除研究会

 研究業績

  ただいま工事中

 趣味など

  昆虫の写真撮影「戸定の昆虫」というコーナーをご覧ください)
   これまでは銀塩でマニュアルフォーカス一眼レフでしたが,これまでのニコンから、あっさりとオリンパスの
  デジカメE-500そしてE-620を経て、とうとうマイクロフォーサーズのOM-D E-M1にしました!。
  ツインフラッシュを付けて、これまでよりも、格段にいい写真が撮れるようになったと、本人は満足しています。

  音楽鑑賞
   1975年からビートルズに衝撃を受け、ずっと洋楽を聴き続けています。アメリカのヒットチャートの曲でしたら
  かなりの枚数のCD持っています。好きなアーティストはThe Beatles, Paul McCartney, Dan Fogelberg, Billy Joel,
  Rickie Lee Jones, Fleetwood Mac, Prefab Sprout, Sting, Bruce Springsteen, U2, Aerosmith というところでしょうか
 (メジャーばかりか・・・)音楽談義も歓迎しますが、学生とは既にジェネレーションギャップ。


もどる