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緑地環境情報学研究室
 
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【概 要】

緑地の環境を総合的に解析し,緑地の最適環境を見つけ出し維持することを目的とし,生態系のモデル化と最適化,最適環境の探索のための手法の開発,環境情報の計測,解析,可視化などの研究を行っています。また,IT, インターネット技術の農業,造園分野への応用も幅広く研究しています。

*緑地環境情報学研究室では下記のような研究テーマを扱っています。


<<<主な研究課題

【主な研究テーマ】

1.植物の成長・発達の計測・モデル化・シミュレ−ションに関する研究

2.森林動態の計測・モデル化・シミュレ−ションに関する研究

3.都市緑地の熱的効果の測定シミュレーションによる都市緑地の熱的効果の解析

4.リモートセンシングの緑地環境解析への応用

5.景観可視化及び景観評価システム

6.植物モデリングとコンピュータグラフィックスの応用

*以下に研究テーマごとの説明を載せます。


<<<研究課題ごとの概要

1.植物の成長・発達の計測・モデル化・シミュレ−ションに関する研究 (PDFファイル)


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物質生産,形状を考慮した植物モデリングGreenlabの場合
植物形状のモデルと成長モデル, 3次元的な成長プロセス, 植物と環境間の相互関係

■モデルの概要
(1) 形状モデルを,物質生産,分配のモデルにも適用する。
(2) 環境との相互関係も考慮(光,水分,土壌条件その他)
(3) 環境と植物との関係は,ポリゴンのような細かい単位で計算
(4) 植物形状モデルには,ソース,シンクとなる器官と,その間の関係を記述

■植物成長で考慮すべきこと
* 遺伝的形質 * 環境条件 *形状 * 器官の役割

■課題
(1) 独自のモデルをどう作るか?
(2) どこに重点を置くか?
(3) 対象作物,樹木

---> 関連する過去の卒論・修論は。。。
1.連続型確率分布を用いたダイズの節間長の近似に関する研究(PDFファイル) 2004卒論
2.VRMLによるダイズ分枝パターンの可視化(PDFファイル) 2004卒論
3.シラカンバの樹木モデルを用いた林分光合成の推定(PDFファイル) 2005卒論

4.シラカンバ稚樹の根の形状のモデル化(PDFファイル) 2005卒論

2.森林動態の計測・モデル化・シミュレ−ションに関する研究 (PDFファイル)


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■ 森林の動態
1.1 森林でのフィールドワーク
1.2 固定調査地で樹木の成長・枯死・新規加入の観察
1.3 データ解析・モデル化
1.4 成長・枯死に対する競争の効果
1.5. シミュレーション
1.6 データ解析・モデル化により個体間競争のあり方が分かった
1.7 これから何が分かるか?
1.8 サイズ分布動態の予測
1.9適切な森林管理方法の提言
■稚樹の物質生産
2 .1 フィールドワーク
2 .2 葉の開葉・落葉
2 .3 光の獲得
2 .4 光合成
2 .5 樹形の測定
2 .6 データ解析・モデル化
2 .7開葉・落葉曲線
2 .8光ー光合成曲線
2 .9樹形
2 .10シミュレーション
■シミュレーション
3 .1 何が分かるか?
3 .2 個体の光合成量
3 .3 開葉・落葉、光合成、樹形の特徴が光合成量にどのように影響を与えているか?
←→これまでは、個々の測定結果を定性的に解釈しているのみであった。
---> 関連する過去の卒論・修論は。。。

1.北海道天然林における主要樹種の成長特性の解析(PDFファイル) 2004卒論
2.北海道十勝地方カシワ林における個体成長・枯死モデル(PDFファイル) 2004卒論
3.多変量統計手法を使用した森林土壌と環境条件との関係解析(PDFファイル) 2004卒論
4.カラマツ人工林の地位指数の予測(PDFファイル)2004卒論
5.シラカンバ一次枝成長の光環境及び個体構造に対する依存性に関する研究(PDFファイル)2004修論
6.高齢林分を考慮した北海道カラマツ人工林の密度管理図・収量−密度図の調整(PDFファイル)2005修論
7.屋久島照葉樹林における樹冠の形態的可塑性(PDFファイル)2005修論
8.常緑広葉樹稚樹の光環境と開葉落葉フェノロジー(PDFファイル)2006修論
9.攪乱を受けた落葉広葉樹林におけるミズナラの樹冠発達過程(PDFファイル)2006修論
10.多年生草本ヤブミョウガの開花 結実特性について(PDFファイル)2006修論
11.常緑広葉樹稚樹におけるクロロフィル含量指標(SPAD値)の季節変化(PDFファイル)2006修論
12.磁気3次元デジタイザを用いた常緑広葉樹樹形の把握(PDFファイル)2006修論
13.北海道落葉広葉樹林における林冠下光環境と後生枝の動態(PDFファイル)2006修論

3.都市緑地の熱的効果の測定シミュレーションによる都市緑地の熱的効果の解析

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都市緑地の快適性

---> 関連する過去の卒論・修論は。。。 
1.外空間におけるSET*と温熱感覚との関係について(PDFファイル) 2004卒論
2.屋外空間における温熱感指標(SET*)の有効性について(PDFファイル) 2004卒論

3.新宿御苑における冷気のにじみ出し現象の解析(PDFファイル) 2005修論

4.GPSによる新宿御苑利用者の移動経路に関する研究(PDFファイル)2005卒論
5.屋外空間における温熱感指標と温熱感覚との関係について(PDFファイル)2005卒論
6.広域METROSによる首都圏のヒートアイランド現象の観測(PDFファイル) 2006修論
4.リモートセンシングの緑地環境解析への応用 (PDFファイル)

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リモートセンシングによる緑地環境解析

緑地の地域環境に及ぼす効果


新たな緑地分類方法の開発


分類方法による緑地分類精度の比較

---> 関連する過去の卒論・修論は。。。
1.ランドサットTMおよびETM+データを用いた都市緑地の表面温度の解析(PDFファイル)2003卒論
2.メッシュ気候値推定手法の比較に関する研究(PDFファイル) 2004卒論
3.ランドサットETM+ による画素内緑被率の推定 2004卒論
4.Landsat データを用いた松戸市のクリマアトラスの作成(PDFファイル)2004卒論
5.東京都における気象要素の時系列推定(PDFファイル) 2004卒論
6.アメダス,ランドサットデータを用いた気象要素の推定手法についての研究(PDFファイル) 2005修論
5.景観可視化及び景観評価システムに関する研究 (PDFファイル)

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Web3Dテクノロージーによるインターネット上での景観可視化
GISデータとWeb3Dテクノロジーによる景観可視化システムの開発
GISデータとWeb3Dテクノロジーの一つであるVRMLを用いて,Walk-Through Simulationが可能な景観可視化システムを開発する。

インターネット上での景観可視化システムの開発
: CGI(Common Gateway Interface)などのWebテクノロジーを利用し,サーバーサイド,すなわちWWW(World Wide Web)サーバー上で,可視化した景観の中をリアルタイムでWalk-Through Simulationできる仮想現実化システムを開発する。

インターネット上での簡易景観評価システムの開発
VRMLで開発したバーチャルリアリティによる景観可視化システムとスクリプト言語で書かれたCGIを用いて,多数の人々がいつどこからでも自由に参加し,多視点から景観を評価できる景観評価システムを構築し,その有効性を確かめる。

---> 関連する過去の卒論・修論は。。。

1.Landscape Visualization by VRML(PDFファイル) 2003博士論文
2.XMLによる景観可視化データの汎用化に関する研究(PDFファイル) 2003卒論
3.VRMLによる街区景観の可視化手法の開発(PDFファイル)2004卒論
4.GISとXMLを利用した景観の可視化に関する研究(PDFファイル) 2005修論
5.VRMLによる景観シミュレーションの応用(PDFファイル) 2005卒論

6.マルチチャンネル近赤外線分光法(NIRS)による景観提示媒体に対する脳の活動測定(PDFファイル) 2006修論


6.植物モデリングとコンピュータグラフィックスの応用

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3次元都市GISデータとWeb3Dテクノロジーを使用した 都市緑化のための景観シミュレーション手法の開発

本研究では,高精度な測量データと2次元地図データをベースに構築された都市の3次元GISデータを元に,Web3Dテクノロジーの一つであるVirtual Reality Modeling Language (VRML)と植物の形状や成長を3次元でモデリングできる高性能の景観設計システムであるAMAPを利用して,都市緑化のための景観シミュレーション手法の開発を,以下のように進めていく予定である。

3次元都市GISデータをVRMLへ変換するためのアルゴリズム開発
街路樹を含む都市景観の,自動作成のためのアルゴリズム開発
都市緑化景観評価のためのエージェントシステムの開発


*景観の自動生成手法 (PDFファイル)


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