ELR2017名古屋（景観生態学会・日本緑化工学会・応用生態工学会の合同大会）においてポスター賞の優秀賞を受賞
掲載日：2017/10/11
大学院園芸学研究科修士2年の市東実里さん（緑地環境学コース 環境健康学領域）が平成29年9月23日に名古屋大学で開催されたELR2017名古屋（景観生態学会・日本緑化工学会・応用生態工学会の3学会合同大会）においてポスター発表を行い、優秀賞を受賞しました。
研究題目：都市緑地における自然観察プログラムと健康プログラムの連携実施が参加者の意識や心理に与える影響
著者：市東実里・古賀和子・西廣 淳・岩崎 寛
本賞は研究部門ごとに3学会から審査委員が選出され、優れた研究発表に対して表彰されるものです。本研究は「都市緑化・動物・外来種部門」における優秀発表として選出されました。
本研究は都市緑地において自然観察プログラムと健康プログラムとの連携プログラムを計画、実施し、プログラム前後における参加者の意識変化を調査したものです。その結果、元々健康にのみ興味があった参加者が、連携プログラム参加後には地域の自然にも関心を持つことや、元々自然にのみ興味があった参加者が、連携プログラム参加後には都市緑地を健康増進の場としても有用であることを実感するなどを明らかにしました。
本研究結果は、今後の都市緑地における保全活動や都市緑地を用いた健康づくりに対し有用な内容であり、3学会の審査委員から高い評価を受けました。
