地域計画学・齋藤研究室が「大内宿の風景を守りたい！！プロジェクト」を実施しました
掲載日：2023/08/07
2023年７月29～30日、千葉大学園芸学研究院・地域計画学研究室では、有名な歴史的町並みの観光地である福島県下郷町大内宿で「大内宿の風景を守りたい！！プロジェクト」の活動を行いました。
大内宿の歴史的町並みは、背後に農地があり、町並みと農地が一体となって美しい景観を保ってきました。
しかし、近年の高齢化により休耕地が増えてきたため、景観維持のために地元青年会と協働で農地の再生を行うことになりました。
これに先立ち、園芸学研究院 緑地環境学科・齋藤雪彦教授の研究室は昨年９月から住民とワークショップを重ねて本プロジェクトを構想しました。
7月29日(土)は学生、青年会とソバの種をまき、茅場の整備を行いました。
茅場は歴史的町並みの茅葺屋根の補修に使用します。
夕方には地元神社の伝統的なお祭り（外部には通常、非公開）に参加させていただきました。
7月30日(日)は農地の利用・管理調査を行いました。
10月には撒いたソバの収穫とソバ打ち、試食のイベントを行う予定です。
なお、本プロジェクトは、福島県庁の「大学生の力を活用した復興支援事業」の助成を受けています。
地域計画学研究室 齋藤 雪彦
