1970年、兵庫県宝塚市生まれ。北海道大学農学部農芸化学科を卒業後、同大学大学院農学研究科博士前期課程を経て、1998年同大学院博士後期課程修了。産業技術総合研究所研究員を経て2000年千葉大学園芸学部助手に採用。2007年より大学院園芸学研究科助教、2008年より同准教授、2016年より同教授。専門は環境微生物学、応用微生物学、微生物生理学。微量元素であるヨウ素と微生物の相互作用に着目し、これまでにヨウ素を積極的に代謝する微生物を多数発見し、その機能解明と応用研究に従事してきた。その他、ヒ素代謝微生物の機能解析と環境浄化への応用、発酵食品中の微生物（乳酸菌・酵母）に関する応用的研究、有用酵素の新規スクリーニング、最近は臭素やアンチモン代謝微生物などへ興味を広げている。所属学会は、日本微生物生態学会（2017年より代表幹事）、日本農芸化学会、日本生物工学会、ヨウ素学会など。