百原 新 教授 理学博士
百原 新
氏名 |
百原 新 |
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職位 |
教授 |
学位 |
理学博士 |
所属 | 園芸学研究院 園芸環境科学講座 |
教育 |
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居室 | D棟 3階 307 |
arata@ faculty.chiba-u.jp |
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ホームページ | http://www.h.chiba-u.jp/seitai/member/momohara.html |
大阪市生まれ.大阪市立大学卒業後,千葉県立中央博物館学芸員を経て,1994年より千葉大学園芸学部に勤務.専門は環境考古学,古植物学,古生態学,保全生態学.現在の日本や東アジアで見られる植物や,森林や湿原などの植生が,第四紀(今から約260万年前以降の氷河時代)の気候変化や,縄文時代以降の人と自然との関わりの歴史のなかで,どのように形成されたかを,種子や果実,葉などの植物化石を使って研究している.地域の自然の歴史を生かした緑地作りを提案するとともに,湖底の堆積物に眠っている種子を取り出し,一旦そこから絶滅した水生植物を再生する研究も行っている.地質・地形学や考古学,植物分子系統学など多領域の研究者と共同のフィールドワークを重視し,近場では千葉県の考古遺跡,東は北海道根室半島から,西は中国雲南省をへてネパール・カトマンズ盆地までの地層を歩き回り,植物化石を集めている.日本第四紀学会評議員.
業績についてはresearchmapを参照してください。