佐々 英徳 教授 博士(学術)
佐々 英徳
氏名 |
佐々 英徳 |
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職位 |
教授 |
学位 |
博士(学術) |
所属 | 園芸学研究院 植物生命科学講座 |
所属 |
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居室 | B棟 2階 222 |
sassa@ faculty.chiba-u.jp |
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ホームページ | https://lab-genetics-and-plant-breeding-chiba-univ.jimdosite.com/ (旧ページ)http://www.h.chiba-u.jp/iden/index.html |
東京農工大学農学部卒業、千葉大学大学院自然科学研究科修了。横浜市立大学木原生物学研究所・助手を経て2005年より千葉大学園芸学部に勤める。専門は植物育種学、植物分子遺伝学。
植物の受粉・受精の仕組みを遺伝子・タンパク質のレベルで解き明かして、新しい品種づくり(育種)や栽培技術づくりに役立てたたいと考えている。
植物の多くは一つの花に雄しべと雌しべを持つ「両性花」をつけるが、同じ個体の花粉が雌しべに受粉しても雌しべに拒絶されてしまう「自家不和合性」という性質によって、近親交配を避けているものも多い。動物のような免疫を持たない植物がどうやって「自分の花粉」と「他人の花粉」を見分けているのか、その仕組みをナシ・リンゴなどのバラ科果樹やナス科の花卉園芸植物ペチュニアなどを使って遺伝子・タンパク質のレベルで研究中。ナシ・リンゴなどはその自家不和合性のため、果樹園に一つの品種だけを植えて放っておくと、果実がほとんど実らくなってしまう。果実を実らせるためには、違う品種の花粉を人手で受粉したり、違う品種も果樹園に植えておいてハチを飼育して受粉させたりしている。自家不和合性の仕組みをときあかして、人工授粉の要らない果樹品種作りに利用したい。その他にも、異なる種(しゅ)の間で交雑ができない仕組み(種間交雑不和合性)など、自家不和合性を含めて、植物の繁殖のさまざまな仕組みに興味を持っている。そうした仕組みを解明して、新しい作物の品種作り(育種)に貢献したい。
業績についてはresearchmapを参照してください。