千葉大学総合メディア基盤センターのコンピュータを研究室から使う
ここでは研究室向けの西千葉コンピュータの使い方を説明します。FTPクライアントやSPSSそのものの使い方はあらかじめわかっているものとします。
Windows編
- FFFTPを使って、入力したデータを西千葉のアプリケーションサーバー (cuaps)に転送する。
- デスクトップにある「西千葉計算機センター」のフォルダーの中のMI/Xのアイコンをダブルクリックして立ち上げる。画面いっぱいに背景が青いウィンドウが広がる。
- 「西千葉計算機センター」のフォルダーにもどって「Tera Term」を立ち上げる。
- 接続方法を指定するダイアログが出るのでそのままOKを押す。
- 次に出てくるログインダイアログでlogin: にアカウント名を入力する。
- Password: にパスワードを入力する。
- うまくログインできれば、総合メディア基盤センターからのお知らせや最後にログインした日時等が表示され、cuaps%のプロンプトが出る。
- cuaps%に続けてcd 自分のディレクトリと入力する。初めて使う場合はディレクトリを作成する。下のUNIXの使い方の手順を見よ。
- cuaps%に続けてspssと入力する。
- Tera Termのウィンドウの外をクリックしてTera Termを隠すか、Tera Termのウィンドウを最小化する。Tera Termを閉じてはいけない。
- spssの表計算風の画面(Newdataと名前が付いている)が出るまでしばらく待つ。
- spssのFileメニューのOpenから適当なファイルを開き、統計処理を行う。
- spssのFileメニューからExitを選んで終了する。MI/Xのウィンドウも自動的に閉じる。
- クラスター分析を行った場合、デンドログラムをパソコンで正しく読めるようにコード変換を行う。Tera Termに戻ってcuaps%に続けて
../cluster cluster3.lst cluster3.txt
などと入力する(最初に「..」があることに注意)。cluster3.lstは計算結果をspssで保存したときのファイル名で、cluster3.txtはコード変換した結果を書き込むファイル名である。後でFFFTPでダウンロードするときは.txtのファイルを指定する。
- cuaps%に続けてexitと入力する。
クラスター分析のデンドログラムを正しく表示するには
- 上の手順で変換したファイル(この例ではcluster3.txt)をFFFTPでダウンロードする。
- 西千葉計算機センターのフォルダ内のTxtEditを開く。
- 画面右上の文字コードを「OEM-United States」に変える。
- ダウンロードしたファイルを開く。
Macintosh編(G4で使用する場合)
- OS Xで起動する。OS 9で動いていれば、「特別」から「再起動」を選択する。動いていなければ電源を入れる。通常はそのまま待っていればOS Xで起動するが、もしOS 9が起動してしまう場合は再起動して下の「OS Xで起動するには」の手順に従う。
- ログイン画面になったら花卉研を選択し、パスワードを入れる。
- FTP(Fetch)を使って、入力したデータを西千葉のアプリケーションサーバー (cuaps)に転送する。
- Dockの中のX11(左から2番目)を1回クリックして、起動する。
- 起動したxtermのウインドウでsh aと入力する。
- Passwordを聞いてくるので指示されたパスワードを入力する。
- うまくログインできれば、訳の分からない文字が表示され、cuaps%のプロンプトが出る。訳の分からない文字は総合メディア基盤センターからのお知らせや最後にログインした日時等であるが、xtermでは日本語が表示できないのでこうなる。
- cuaps%に続けてcd 自分のディレクトリと入力する。初めて使う場合は下のUNIXの使い方に従って自分のディレクトリを作る。
- cuaps%に続けてspssと入力する。
- spssの表計算風の画面(Newdataと名前が付いている)が出るまでしばらく待つ。
- spssのFileメニューのOpenから適当なファイルを開き、統計処理を行う。
- spssのFileメニューからExitを選んで終了する。
- xtermでcuaps%に続けてexitと入力する。「X11」から「X11の終了」を選んで、X11を終了する。
OS Xで起動するには
- 電源を入れる、または再起動のあとすぐにOptionキーを押し、ディスクのアイコン3つが並んだ画面になるまで押し続ける。
- カーソルが時計から矢印になるまで待つ。スキャナの電源が入っているとずっと時計のままなので、電源を切る。
- OSXのディスクを選んで右矢印をクリックする。
UNIXの使い方
自分のディレクトリを作成する
- cuaps%に続けてmkdir 自分のディレクトリと入力する。名前にはアルファベットを使うこと。大文字、小文字が区別されるので注意する。
- cuaps%に続けてls -Fと入力する。すべてのファイルとディレクトリのリストが表示されるので、今作ったディレクトリが表示され、名前の後ろに/(スラッシュ)がついていることを確認する。
- cuaps%に続けてcd 自分のディレクトリと入力する。
ここから先は私自身の覚え書きなので興味のある人だけ読んでください。
SSHを使う場合の設定
- OSXならソフトウェア、ハードウェアとも特に何も必要ない。
- SSHクライアントソフトからssh -X -l login.name cuaps.imit.chiba-u.ac.jp で接続する。
ここで -X はX-forwardingする、-l は特定のログイン名で接続する、の意。
ハードウェアの設定
ソフトウェアの設定
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2001年12月5日作成、2004年5月8日更新
國分 尚
hkokubun@faculty.chiba-u.jp