専攻を希望される方へ

世の中には、たくさんの学問や知識があります。 無駄な学問や知識はありません。根っこの部分で、あるいは枝の先端で、それらの全てが繋がっています。 すなわち、全ての学問や知識は、どこかで必ず役に立ちます。 そのためには、様々な学問や知識を結びつけて活用する能力を身につける必要があります。
研究とは知識と知識をつなげ、そこに思考を加えて、新しい知識を創造することです。 研究に取り組むことで、学問や知識を活用する能力を身につけてください。
知識は忘れても、一度身に付けた能力はなかなか忘れないものです。

当研究室では、園芸植物・技術を用いてQOLを維持・改善させることを研究テーマとし、 それらの研究成果を体系化し『健康機能園芸学』を構築することを目指しています。


また、研究室に配属された学生は、研究室組織の一員として、研究室の組織運営に積極的に携わってもらいます。 その中で、自分と向き合い、社会に出るための能力と自信を身につけてください。

【現在進められている研究テーマ】
○園芸活動の活用に関すること
  ・高次脳機能障害を持つ者に向けたリハビリテーション
  ・高齢者福祉施設における園芸レクリエーション
  ・まちづくり
○香気成分に関すること
  ・細胞融合植物(カンキツ類)と香気成分組成
  ・香りと味覚(カンキツ類)
  ・倍数体植物(ヨモギ)の作出と香気成分組成

専攻生は未知の事柄に対して、これまでに培ってきた知識、ノウハウ、人脈、創造力を活用し、 企画・立案(PLAN)、実行(DO)、検証(CHECK)、修正・再実行(ACT)を行ってもらいます。 ゼミでは、進捗状況を定期的にプレゼンテーションしてもらいます。

あなたも新しい学問の創造に加わってみませんか。

point036_02 卒業研究

具体的に取り組みたいテーマがあれば、まず過去の知見を調べ、分かっていることと分かっていないことを整理します。 そして、研究として企画・立案し、発表します。研究として成り立つよう、ゼミを通して皆で考えていきます。
具体的に取り組みたいことが無い場合は、私が提示するいくつかのテーマから、興味のあるものを選んで取り組んでもらいます。

point036_02 大学院での研究

今までの経験を活かし、確実に社会に還元できるような成果を出してください。