研究
Research

食と緑の最先端へ

 日本の園芸学研究の中心として100年以上の歴史を持つ千葉大学園芸学部。変化する社会の課題に対応すべく、その研究領域は常に変化してきました。現在も「食と緑」をキーワードに最先端の研究が繰り広げられています。

 人口問題や食料問題の解決が課題である現代社会。我々の生活にとって必要不可欠な安定した食料生産と供給のために、園芸学部では理系・文系の枠にとらわれず、ミクロ(実験室)からマクロ(フィールドワーク・現地調査)まであらゆるアプローチで総合的研究を行っています。これらを通じて、食料の安定生産や付加価値の創出に向けた次世代型農業、また生産現場に即応した食料生産・流通システムのあり方を提案しています。

・閉鎖型植物工場における有用物質生産
・遺伝子組み換えによる人間生活に役立つ作物品種の改良
・食品素材の物性の理解と工業生産するための理論・手法の開発
・食品の安全・安心の保証に関する研究

 急速な都市化、工業化に伴い、地球上の緑地は失われつつあります。温暖化など気候変動問題も深刻で、自然環境や居住環境の変化を招いています。これらの諸問題も踏まえ、園芸学部では緑地を含む都市環境の設計・管理をはじめ、自然生態系の保全・修復、心身の健康に貢献する研究を行っています。国や自治体との連携を深め、都市の緑化、持続可能なまちづくり、園芸産業・農業の振興にも大きく寄与しています。

・都市の緑地・造園空間の保全・創出・管理技術についての研究
・緑地の環境保全機能の解析・評価
・緑の空間の機能と効果に関する研究
・緑の療法的効果と医療福祉に機関における緑のあり方に関する研究

研究内容紹介 (1180KB)

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