学生生活
Campus life

牧野 結衣さん

~多くの人との出会いを活かして学び、仕事をする~

(牧野さん) - コピー.jpg

氏名:牧野 結衣さん
卒業学科/専攻:緑地環境学科(2018年度卒業)/環境園芸学専攻(2020年度修了)
勤務先・職名:一般社団法人日本森林技術協会 事業部 林業経営グループ 技師
経歴:千葉大学千葉大学大学院園芸学研究科修了後、2021年4月より現職。

(インタビュー実施月:2024年3月)
(インタビューアー:梅木 清 教授)

Q1.なぜ森林関係のコンサルタントを目指されたのですか?

学生時代に霧ヶ峰自然保護指導員の活動や所属した研究室(緑地環境情報学研究室)の研究で、自然の中の様々な活動に参加しました。
各地の森林を見ることもできましたし、そのような活動や自然が好きだということを感じ、それを仕事としても続けたいと思いました。

コンサルタントの仕事は、現地の森林に行くところからはじめ、見て、改善案を提案し、実行するところまで行います。実行まで行うところが、多くの研究とは違っていると思います。
そして、それが自分の理想とする森林への関わり方だと考えていますし、やりがいを感じています。

Q2.千葉大学では、どのような学生生活を送っていましたか?

霧ヶ峰自然保護指導員の活動に参加したことは楽しく有意義でした。
この活動では、2〜3週間、仲間と一緒に宿舎に泊まり込み、自然保護の活動、来場客への道案内や自然解説を行いました。
仲間との共同生活や自然に関わる活動ができたことは貴重な経験だったと感じています。
また、諏訪市教育委員会の社会人の方達と関わりを持てたことは非常に勉強になりました。

研究室で森林の調査を行い、詳しく自然と関わることができたことも有意義でした。
研究室では、研究だけでなく、バーベキューやゼミ旅行などに参加し、充実した日々を送りました。

学生時代には、軽音サークルの活動も行っていました。サークル活動では、他の学部の人と知り合うことができました。
学生生活全体での活動を通して、いろいろな人と知り合いました。それが楽しかったですし、自身の成長につながったと感じています。

最後に、学生へのメッセージをお願いします。

学生時代に資格取得を意識しておくことは重要だと思います。
緑地環境学科では、卒業と同時にJABEE*認定の緑地環境学プログラムの修了証がもらえ、技術士・技術士補の資格に近づくことができます。
また、緑地科学プログラムでは、森林情報士などの資格のための単位を取ることができます。
今の仕事の中でも、技術士補や森林情報士の資格が役に立っています。

最後に、学生時代に多くの人と出会い、知り合うことはとても大切だと思います。
様々な人と関わることでコミュニケーション力を高めることができますし、付き合いの幅が広がります。
学生時代に知り合った友人は、今でもかけがえのない存在で、私の心の支えであり良い刺激をもらっています。


牧野さん、ありがとうございました!


JABEE認定の教育プログラムを修了すると、技術士第一次試験合格者と同等と認められます。

▲ PAGE TOP