トピックス・イベント情報
Topics & Events

南川舞特任助教らの研究グループが日本育種学会第142回講演会優秀発表賞を受賞しました!

掲載日:2022/10/20

千葉大学・南川舞特任助教(専門:統計・分子遺伝学)らの研究グループが日本育種学会第142回講演会(2022年度秋季大会)において優秀発表賞を受賞しました。

講演番号P031
題目:「異なるジェノタイピングツールにより得られたリンゴマーカー遺伝子型の統合とゲノミック予測モデルの構築」
研究グループ:南川 舞1, 2, 國久 美由紀3, 森谷 茂樹3, 阿部 和幸3, 稲森 稔2, 岩田 洋佳2
(1千葉大・国際高等研究基幹, 2東京大・院農学生命科学, 3農研機構・果樹茶業研究部門)

概要:次世代シーケンサーの普及により、品種間におけるDNAの違いの情報を取得するための技術は飛躍的に進歩しています。本研究では、異なる技術により取得された、リンゴ品種間におけるDNAの違いの情報を上手く統合することで、ゲノム情報を活用した育種法(ゲノミック選抜(注1)やゲノムワイド関連解析(注2))の精度が向上することを示しました。

用語解説:
注1 ゲノミック選抜(GS)
品種間におけるDNAの違いの情報をもとに、将来できる果実の性質を芽生えの段階で予測して選抜する方法です。
注2 ゲノムワイド関連解析(GWAS)
品種間におけるDNAの違いと果実性質の関係を数式によって明らかにし、果実性質と関連するDNAの違いを検出する方法です。果実性質を制御する候補遺伝子を同定することができます。

【日本育種学会HP】
 第142回講演会日本育種学会優秀発表賞受賞者の決定について

▲ PAGE TOP