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環境造園デザイン学領域の学生が「日本造園学会100周年記念 U-35アイデアコロキアム」で優秀賞および審査委員特別賞を受賞しました!

環境造園デザイン学領域の学生が「日本造園学会100周年記念 U-35アイデアコロキアム」で優秀賞および審査委員特別賞を受賞しました!

掲載日:2025/05/26

2025年度日本造園学会100周年記念 U-35アイデアコロキアムにおいて、環境造園デザイン学領域の学生が「東京百景」で優秀賞および審査委員特別賞を受賞しました。

今年度の日本造園学会アイデアコロキアムでは、「東京百計 / 100 Tokyo Visions 君は未来をいかに描くか?」をテーマに、35歳以下の社会人および学生から集められた作品の中から、優秀賞6作品が選出されました。さらに、各分野の専門家からなる審査委員による議論を経て、それぞれの作品に対して審査委員特別賞が選ばれました。
社会人が含まれるチームが半数を占める中での受賞でした。

おめでとうございます!

学会HPはこちら
https://tokyo-2025.jila-zouen.org/news/901/

全体写真 - コピー.JPEG
左から博士前期課程の炭村 匠海さん、戸髙 悠雅さん、佐々木 達有さん、謝 利亜さん

「東京百計」優秀賞(審査員特別賞 吉川稔賞)「孤独を相す」
新宿、緑道、孤独、二面性、瞬間的な仲間意識

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作品概要:
現代都市は発展の一方で人々の間に潜在的な孤独を生み出す側面を持つ。東京の孤独を映す景として選定した玉川上水旧水路緑道は、新宿の発展の中で時代ごとの都市インフラに上書きされてきた線景であり、現代でのオープンスペースの未来像が必要とされている。
都市の孤独への向き合い方として、同じ時間と場が超言語的に共有されることで生まれる「瞬間的な仲間意識」を孤独の拠り所として捉えた。
都市と住宅街を結ぶ緑道のうち情景の異なる3つのエリアを選定し、瞬間的な仲間意識を生む仕掛けを与えることで、都市のパブリックスペースに孤独の相し方を偶発させていく。
孤独を受け入れ、相する場が緑道に沿って、線的、そして面的に広がることで寂しさを取りこぼさない都市の未来像を構想する。

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