ランドスケープ学コースの実践を全国に発信しました!-第14回 雨水ネットワーク全国大会2024-
掲載日:2024/08/26
2024年8月3日~4日に「第14回 雨水ネットワーク全国大会2024」が墨田区のすみだリバーサイドホールで開催され、千葉大学園芸学研究科の研究の取組みを発信しました。
この大会は、雨水ネットワーク全国大会inすみだ実行委員会と墨田区の主催により、市民・企業・行政・学会の産官学民が一体となって雨水活用について考え、情報交換を行うイベントで、2日間で延べ人数200名以上が参加しました。
イベントでは、園芸学研究科(大学院)でランドスケープ学コースを担当する木下 剛 教授、霜田 亮祐 准教授、竹内 智子 准教授が全体会議や分科会で登壇し、雨水を活用した都市と緑のあり方について講演しました。
墨田区には千葉大学墨田サテライトキャンパスがあることから、ランドスケープ学コースでは、墨田区での様々な実践的な授業や研究活動を行っており、フロア展示では、大学院実習の成果や雨水活用の取組み(木下研究室)、ふろしきプランターの実践(霜田研究室)などの成果を報告・展示しました。
園芸学研究科ランドスケープ学コースによる研究成果のパネル
また、ランドスケープ学コースの学生もボランティアとして運営に参加しました。
緑だけでなく、気象、水文*(すいもん)、河川、下水、まちづくりの実践者や研究者が集い、ランドスケープ学コースの取組みを発信する貴重な場となりました。
*水文:地球上の水の循環のこと
分科会でのセッションの様子
分科会での様子①
分科会での様子②
(大会HP)
https://www.rain-net.jp/z-taikai.html
大会主催者や関係者の皆さんによる記念写真撮影
古布を活用した「ふろしきプランター」(霜田研究室)
レンガ枠の内側に不織布を敷き込み、雨水を活用した雨花壇を造っている様子(霜田研究室)
雨どいを伝って流れた雨水は、雨水タンクに貯水され、オーバフローの水はプランタータワーの背後を流れて雨花壇に吸水されます(霜田研究室)
雨樋プランターを設置した際の様子(木下研究室)
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