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吉田行郷教授が執筆した記事が「農村と都市をむすぶ」(2023年6月号)に掲載されました

掲載日:2023/06/16

全農林労働組合が発行する「農村と都市をむすぶ」(2023年6月号)の「特集:農の持つ力」に、園芸学研究院・吉田行郷教授(専門:フードシステム学)が執筆した
「働ける障害者のための農福連携から働けない障害者にための農福連携へ」が掲載されました。

農業は農産物を生産し、環境を守るという役割だけでなく、農業を行うこと自体が人間の健康や精神にとって益するところ大であることから、
「農の持つ力」を評価することで、農を手がかりに今後の社会を展望しようという特集全体の趣旨を踏まえて、本稿では、
①農村地域では、農業者の高齢化や労働力の不足は深刻化する一方であり、今後も、農作業を通じた農業者と障害福祉サービス事業所の結びつきが大きく増加すると考えられること
②他方で、都市部や都市近郊では、精神障害者、生活困窮者、引きこもり、認知症高齢者等が増加していて、こうした人達のための体験農園の整備と活用ノウハウの蓄積も重要になってくる可能性が高いこと
について紹介しています。

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