トピックス・イベント情報
Topics & Events

園芸学研究科の留学生Fawibe Kehindeさんが、国際学会でBest Presentation賞を受賞しました

掲載日:2024/03/20

IMG_6120.jpg

大学院園芸学研究科環境園芸学専攻園芸科学コース(生物生産環境学領域)に在籍する留学生、Fawibe Kehindeさん(以下、Kennyさん)が、「2023 ASA, CSSA, SSSA International Annual Meeting」において、優れた研究成果を発表し、Best Presentation賞を受賞しました。

この国際学会は、農学、作物科学、土壌科学の分野で世界的に著名なアメリカ農学会(American Society of Agronomy)、アメリカ作物科学協会(Crop Science Society of America)、アメリカ土壌科学協会(Soil Science Society of America)が主催する学会で、毎年世界中から研究者や専門家が集まります。

Kennyさんは、「CO2と窒素の使用量増加が稲わらの分解に及ぼす影響」に関する研究について発表し、その成果と優れたプレゼンテーション技術が評価され、今回の受賞に至りました。

Kennyさんに詳しい研究内容を伺いました。
「大気中の二酸化炭素濃度の変化が植物と土壌の関係にどのような影響を与えるかについて調査しています。特に、上昇した二酸化炭素濃度によって、稲わらの分解がどのように変わるかに焦点を当てています。日本の一般的な水田で生産された2種類の稲わらを使用し、二酸化炭素濃度の上昇と窒素施肥が稲わらの分解に与える影響について調べました。」

IMG_8988.jpg

Kennyさんは受賞に対し、次のようにコメントしています。
「指導教員の八島先生には、研究発表の添削などで時間をかけてサポートしていただきました。また、農研機構の方々にもご協力いただき、私の研究に必要なサンプルやフィードバックを提供していただき、関係の皆さまには本当に感謝しています。」

また、Kennyさんは10月28日~29日に現地で開催された「2023年度大学院リーダーシップ会議」や「女性向けサイエンストーク」、ピアレビュー研修等のワークショップにも参加しました。
様々な国籍の参加者とのグループディスカッションを行ったとのことで、「国際的な交流の場において、異なる文化や視点からの議論は、自身の研究にとって新しい発見となり、成長の機会になった」と話されています。

Kennyさん、おめでとうございます!

▲ PAGE TOP