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ドミニカ共和国のISA大学との間で学術交流協定を締結しました

掲載日:2024/02/15

2024年1月18日、千葉大学大学院園芸学研究院は、ドミニカ共和国ISA大学との部局間学術交流協定を締結しました。

本協定の締結に至った経緯については、松戸市がJICAの技術協力事業としてドミニカ共和国で日本ナシを栽培するプロジェクトを行っており、本学の近藤悟名誉教授も現地の栽培専門員らとともに、ナシの植樹から育成指導者として参加していました。
この過程で、ドミニカ共和国政府から、千葉大学として園芸作物生産の普及拡大への協力をお願いしたいとの希望が寄せられたため、協定を締結したうえで交流を拡大していくこととなりました。

近藤名誉教授はドミニカ共和国を来訪し、かねてより国際交流について調整を進めていたISA大学にて協定への調印をいただきました。
また、調印式では、ISA大学学長をはじめ、高木昌弘 在ドミニカ共和国特命全権大使も特別ゲストとして出席され、両大学間の交流の重要性や将来的な協力についての話し合いが行われました。

今回のドミニカ訪問では、近藤名誉教授による農地庁での日本ナシ栽培に関する講演会が開催され、農地庁長官、農地庁職員、栽培候補地であるコンスタンサ市市長をはじめ、多くの現地の農業従事者が熱心に聴講しました。
この講演会では、近藤名誉教授が日本のナシ栽培技術や最新の研究成果について紹介し、その特徴や成功事例、さらには栽培技術の改善や品質向上に向けた取り組みについて詳しく解説しました。
参加者たちは、日本の経験やノウハウを学び、自国の農業に活かすことに大きな関心を示している様子だったとのことです。

ISA大学学長、高木大使.JPEG
協定書調印式にて(左から)高木大使、ISA大学学長、近藤名誉教授

農地庁職員、ISA大学スタッフ.JPEG
ISA大学、高木大使、農地庁職員らによる集合写真

ISA大学スタッフとの話合い.JPEG
ISA大学との交流について検討する様子

講演会.JPG
農地庁での日本ナシ栽培講習会で講演する近藤名誉教授

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