博士後期課程のKehinde Fawibeさんが国際土壌物理学会議の学生発表部門で入賞しました!
掲載日:2025/09/03
2025年8月18日から福島県楢葉町のJヴィレッジで開催されたInternational Conference of Soil Physics(国際土壌物理学会議)において、大学院園芸学研究科 博士後期課程3年のKehinde Fawibeさん(土壌学研究室、指導教員:八島未和 准教授)が、Student Competition部門で第2位に入賞しました。
この国際会議は、世界各国の土壌物理学研究者が一堂に会し、最新の研究成果を発表・共有する貴重な場で、4年に一度開催される学術的に重要なイベントです。
今回の会議では、気候変動や持続可能な農業に貢献する土壌研究への注目が高まる中、Fawibeさんは福島県飯舘村の除染土壌を対象にした研究、
「Rice Husk Biochar(籾殻由来バイオ炭)」の温室効果ガス排出および土壌肥沃度への影響に関する成果を発表し、高い評価を受けました。
Fawibeさんは、今回の受賞について次のように喜びと感謝の言葉を話しました。
「権威あるカーカム会議で自分の研究を発表できたことを大変光栄に思います。
基調講演や他の学生による発表からも多くの学びを得ることができ、非常に刺激的な経験となりました。
指導教員の八島先生、そして挑戦できる環境を整えてくださっている千葉大学の皆さまに、心より感謝申し上げます。
学生や若手研究者の皆さんへ――努力を続け、好奇心を持ち、学ぶ機会を大切にしてほしいと思います。」
今後もさらなる研究活動の発展と、千葉大学から世界に向けた研究発信の広がりが期待されます。
この学会の様子はNHK福島放送局でも報道されました。
▶ NHKニュース記事
▶ 日本経済新聞記事