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令和5年度日本植物病理学会大会における学生の受賞について

掲載日:2023/04/21

大学院園芸学研究科博士前期課程1年次の大矢朱莉さん(園芸科学コース・生物生産環境学領域・植物病学研究グループ)が、園芸学部4年次在籍当時の2023年3月27~29日に開催された「令和5年度日本植物病理学会大会」において口頭発表を行い、学生優秀発表賞を受賞しました。

演題:品種の感受性および菌株の病原性に基づくレタス黒根病菌の発生要因に関する考察

【講演発表の概要】
レタスの根に菌類が寄生することで発生する「レタス黒根病」は、2016年に日本で初めて発生が報告された新しい病害です。このような新しい病害が突然発生した原因を調査しました。その結果、近年好まれて栽培されるレタス品種には黒根病に弱いものが多いことが明らかになりました。また、古くからの栽培品種にも黒根病に弱いものがあることや、古くから日本に存在した菌にはレタスに病原力の強いものが見出されないことから、レタスに病害を起こす菌が近年になって日本に発生した可能性も示されました。

学生優秀発表賞・大矢朱莉.jpg

【日本植物病理学会】HPはこちら
https://www.ppsj.org/about-award.html

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