ドミニカ共和国 農地庁長官らが園芸学部を訪問しました
掲載日:2023/10/20
2023年10月13日(金)、ドミニカ共和国より農地庁長官をはじめとする政府関係者や現地の農業関係者らが松戸キャンパスを訪問しました。
日本を代表する梨の生産地として有名な松戸市は、その栽培技術を生かし、2021年からJICAの技術協力事業としてドミニカ共和国で日本梨を栽培するプロジェクトを行っています。
このプロジェクトには、近藤 悟 名誉教授も参加し、現地の栽培専門員らと共に梨の植樹から育成の指導・確認などを行ってきました。
今回の訪日では、県内の農業施設や農業イベントの視察がメインとなりましたが、農業分野における今後の持続的な交流を見据え、園芸学部と柏の葉キャンパスの環境健康フィールド科学センターを訪れました。
協議の中では、日本梨の栽培におけるドミニカ共和国への長期的な支援協力についての意見交換がありました。
また、政府関係者からは、「日本が長寿国であるのは、日本の健康な食事にある。ドミニカ共和国も長寿国を目指すべく、農地を増やしていく。そのためにぜひ、千葉大学に協力していただきたい。」と、今後の連携について話がありました。
松岡園芸学研究院長は、「松戸キャンパスは、他の学部に比べて留学生の割合も高い。ぜひ、協力しながら研究を進めていきたい。」と話しました。
ドミニカ共和国内の大学と園芸学部との協定締結も視野に入れ、今後の更なる交流機会の拡大が見込まれます。
ドミニカ共和国農地庁長官、同職員、現地の栽培普及員、園芸学部教員らによる記念撮影
あいさつを述べるガルシーア農地庁長官 園芸学部の説明をする松岡研究院長
お土産の風呂敷を贈呈しました 近藤名誉教授とガルシーア長官