南川舞准教授が日本農学進歩賞を受賞しました!
掲載日:2023/11/30
国際高等研究基幹(IAAR)所属の南川舞准教授が、「第22回日本農学進歩賞」を受賞しました。
この賞は公益財団法人農学会が主催し、農林水産業およびその関連産業の発展のため、農学の進歩に顕著な研究業績をあげた若手研究者に授与される賞です。
11月24日(金)には、東京大学農学部弥生講堂にて授賞式が行われ、丹下健 農学会会長より表彰状が授与されたほか、南川准教授を含む受賞者11名による受賞講演が行われました。
おめでとうございます!
【受賞概要】
受賞名:第22回日本農学進歩賞
研究業績:ゲノムと画像情報を活用した効率的な果樹育種基盤の開発
【研究の概要】
南川准教授は、リンゴやナシ、カンキツ類を対象として、ゲノムと画像情報を活用した育種法が極めて有効であることを実データで示しました。このことにより、品種間の交配によって得られた種子の発芽の段階で、将来できる果実の特性を高精度に予測、選抜することができるようになります。今回の研究実証によって、消費者や生産者のニーズに対応した、より高品質な果実の品種を迅速的かつ効率的に育成することが期待されます。
丹下 健 農学会会長による表彰
受賞講演の様子
▶公益財団法人農学会HPより
日本農学進歩賞について
第22回 日本農学進歩賞 受賞者講演要旨集