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大学院の授業「地域空間計画学」で、長野県東御市の観光計画を検討しました

掲載日:2023/12/06

地域空間計画学の講義は、地域で起きる様々な現象を空間計画学の観点から解決する理論を学ぶことを目的としています。その一環として長野県東御市で地域調査を行いました。

長野県とう御市みしでは、近年、*スポーツツーリズム、ワインツーリズムによる地域振興を試みています。
*観光客がスポーツやスポーツイベントへの参加を目的として旅行し、その目的地に滞在すること

そこで、千葉大学園芸学研究科(大学院)の授業「地域空間計画学」(担当:齋藤 雪彦、唐崎 卓也)の一環として、東御市の観光の取り組みを調査しました。
また、その後、東御市役所において、学生たちがワークショップ形式で調査結果をまとめて発表し、これを踏まえ、東御市商工観光課の職員との意見交換を行いました。

ワークショップでは、主として、湯ノ丸高原へのアクセス、モビリティ手段の開発、特産品であるワインやチーズを活かした「富裕層向けこだわりの観光」に関する提案があり、意見交換では、森林療法やスポーツツーリズムの一般客への開放など、様々なアイデアが出されました。
一方で、観光施策の実現に向けて、より緻密なシミュレーションの可能性についても言及がなされました。学生たちは、観光施策の現場での経験から、講義内容についてよりリアルに知識を体得することができたようでした。

地域計画学齋藤研究室 齋藤雪彦

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一般社団法人とうみ湯の丸高原スポーツコミッションへの視察

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視察した東御市のスポーツ交流施設

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東御市商工観光課の方々との意見交換会の様子

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