秋田研究室が静岡県伊豆市で観光と防災を両立する初めての津波避難訓練を支援しました
掲載日：2024/06/26
2024年6月22日(土)、園芸学部秋田研究室は静岡県伊豆市との共催により、静岡県伊豆市土肥地区で地域住民と観光客（役）の共同津波避難訓練を実施しました。
この訓練は、秋田典子教授がPI（研究代表者）を務める千葉大学国際高等研究基幹社会価値創造支援プログラム「気候変動時代に応えるレジリエント・ランドスケープ学の創造 」（以下、本プログラム）の一環として、伊豆市が千葉大学からの提案を取り入れて実施した新たな避難訓練で、秋田研究室の学生や研究室OBがオレンジ色のビブスを着て「観光客役」として参加しました。
千葉大生も参加した避難訓練の様子
伊豆市が進める「観光防災まちづくり」は、人口減少や災害の激甚化が懸念される地域におけるまちづくりのモデルケースとして注目を浴びており、この訓練も「地域住民による観光客の避難サポート」をテーマに、防災と観光の両立を目指した初の事例として多くのメディアに取り上げられました。
避難訓練の企画を担当した本プログラムの村上善明特任研究員は「観光客の避難サポートについて、地域の皆様から好意的な意見を多くいただき手ごたえを感じています。また、訓練実施にあたり伊豆市役所の方々や地元の方から手厚いサポートを頂いたことに深く感謝いたします。今後も継続して観光と防災の両立に向けた取り組みに関わっていきたいと考えています。」とコメントしています。
【この訓練の様子は以下のメディア媒体で紹介されました】
・NHK静岡NEWS WEB(2024/6/22)「津波避難タワー オープン前に避難訓練 伊豆市土肥地区」（動画あり）
・読売新聞オンライン（2024/6/23）「津波１０メートル想定大規模訓練 伊豆 来月完成の避難複合施設」
・日テレNEWS NNN(2024/6/24)「平時は観光施設で災害時は避難施設に...７月開業予定｢津波避難複合施設｣で住民と観光客が訓練（静岡・伊豆市）」（千葉大生へのインタビュー動画あり）
・毎日新聞地方版（2024/6/24）「津波来たら「テラッセ」へ 3階以上目指し 住民ら参加の避難訓練」
・あなたの静岡新聞（2024/6/24）「観光と防災の両立へ 全国初の津波避難複合施設で訓練 伊豆市土肥『テラッセオレンジトイ』」
・東京新聞（2024/6/46）津波から観光客を守る！ 伊豆・土肥地区、新避難複合施設へ誘導訓練 「地震発生6分以内」200人が検証（千葉大生のコメントあり）