インドネシア政府関係者による園芸学部訪問がありました
掲載日:2024/08/02
2024年7月26日(金)、インドネシア商工会議所よりカレン・タンバヨン氏、在本邦インドネシア共和国大使館よりムハンマド・ムハラム・ヒダヤット農業部専門員が園芸学部を訪問しました。
今回の訪問では、農業技術のさらなる発展を目標とした教育プログラムなどについての情報交換が行われ、当日は園芸学研究院の教員のほか、インドネシアからの研究者3名も参加しました。
懇談会の冒頭では、カレン氏から「インドネシアは千葉大学の高度な農業技術教育に強い関心を寄せており、これを参考にしながら、自国の教育システムでも農業人材の確保を目指しています。」と展望が語られました。
また、千葉大学園芸学部で実施されている社会人向けの履修証明プログラム(※)についての説明の他、緑地環境学科で実施されているJABEEプログラム(国際的な技術者認定プログラム)についての説明がありました。
また、後半はキャンパス内の施設見学として、園芸学部の敷地内に設置された研究圃場(ほじょう)にて、最先端の農業技術や研究・実験が行われている施設園芸設備やそこでの栽培管理について紹介がありました。
今回の訪問を通じて、千葉大学園芸学部とインドネシアの学術機関との連携が一層深まり、今後のさらなる協力が期待されます。
カレン氏からのお土産を受け取る櫻井教授
※履修証明プログラムとは
文部科学省より平成19年に施行された制度。
大学のより積極的な社会貢献を促進するため、主に社会人等を対象とした一定のまとまりのある学習プログラムを開設し、その修了者に対して学校教育法に基づく履修証明書(Certificate)を交付するものです。