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「夏休み昆虫教室」を開催しました

掲載日:2024/08/29

2024年8月3日(土)、千葉大学園芸学部応用昆虫学研究グループでは、毎年恒例の「夏休み昆虫教室」を開催しました。
今年も多くの小学生の参加者とそのご家族に来場いただき、昆虫の世界にふれる貴重な体験を楽しみました。
今回の昆虫教室でも、参加する子供たちに昆虫に関する知識を深めてもらうため、応用昆虫学研究室の教員や学生、千葉大学環境ISO事務局の学生たちによる趣向を凝らしたプログラムが用意されました。

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前日の研究室にて  明日の昆虫教室に向けて準備万端です

はじめに野村教授からの「昆虫のお話し」があり、途中クイズを交えながら昆虫のからだのつくりの説明や昆虫の不思議な習性について講義がありました。
特に、野村教授が実際に撮影したカブトムシなどの動画には、子供たちだけでなく大人も興味津々の様子でした。

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野村教授による昆虫のお話

講義の後には、キャンパス内の自然豊かな環境を活かした昆虫採集が行われ、実際に捕まえた昆虫を観察し、その特徴や生態について学びました。
今回の探索では、トゲナナフシやニジイロゴミムシダマシといった昆虫たちの発見があり、参加者の皆さんは見つけた昆虫を手に「カマキリ見つけました!」、「これはどんなの種類のバッタですか?」などと報告しに行く様子が見られました。

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松戸キャンパスに生息する虫たちを探索

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捕まえた虫はプラスチックケースに入れて観察します

再び会場に戻った後は、環境ISO事務局の学生による「昆虫クイズ」が行われました。
「セミは土の中で何年過ごすでしょう?」、「日本で一番昆虫を食べる県はどこでしょう?」などといった、なかなか頭を悩ませる出題もあり、会場は大いに盛り上がりました。
クイズを担当した学生は、「この昆虫教室にはリピーターの皆さんも多いため、クイズのネタ探しにはひと苦労です(笑)」と話していました。

イベント終了後には、研究室からのお土産として用意された昆虫の写真を手に、捕まえた昆虫について野村教授や研究室の学生に質問する子供たちの姿も見られ、今年も大盛況のイベントとなりました。

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お土産の昆虫ポストカードを選び中・・・

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「研究室の昆虫博士」と呼ばれる学生が優しく教えてくれています

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