松戸キャンパスで栽培した果樹の販売会を行いました
掲載日:2024/09/14
千葉大学園芸学部の果樹園芸学研究室では、松戸キャンパスで栽培した梨とブドウの販売会を開催しました。
今年は「シャインマスカット」のほか、「豊水」や「二十世紀」、「あきづき」など のナシの品種が並びました。
販売当日は、学内の学生・教職員だけでなく、近隣地域の多くの方々にお越しいただき、販売開始の時間よりも30分前には、すでに長い列ができるほどの大盛況でした。
今年は、例年よりも若干粒が小さ目ではありますが、甘さは十分で、梨もみずみずしい出来とのことです。
販売会用に収穫した60パック分が並べられましたが、販売開始から7分程で完売となりました!
果樹研究室の学生たちは、研究室の大川先生のもとで、栽培から販売までの一連の作業に関わり、果物作りを学んでいます。
園芸学研究科2年生の荒木さん は、「収穫は年に一度ですが、その1回のために、冬から春先、夏にかけて、色々なサイクルで作業することがとてもたくさんあります。(大川先生が作業してくれる部分も多いんですが、)剪定や栽培の管理だったり、そういった一つ一つの作業の積み重ねが、最後こんなふうに収穫につながって、お客さんにも喜んでもらえることはすごいことだと思います。」と話してくれました。
大川先生からは、「この販売会は、地域住民の皆さんへのサービスとしての側面もありますが、学生たちが栽培から販売までを経験し、ビジネス感覚を養うことを大切にしています。 また、ブドウは糖度のチェックを1房ずつ行い、品質の良いものを提供する努力をしています。」と、販売にかける思いが語られました。
この販売の売り上げは、果樹園の管理費に充てられるとのことです。
来年の販売会も、ぜひ楽しみにしていてください!
大川先生と果樹研の学生さん