腸内環境改善と生活習慣病・認知症予防をテーマに市民公開講演会を開催しました
掲載日:2024/12/17
2024年12月1日(日)、千葉大学園芸学部では 市民公開講演会「腸活!腸内環境改善による生活習慣病予防と認知症予防の可能性」を開催しました。
本講演会は、江頭 祐嘉合 教授(千葉大学園芸学部食品栄養学研究室)の企画、日本食物繊維学会の主催、千葉大学園芸学部の共催、戸定会の後援により行われ、地域市民をはじめ、学生や企業関係者など100名以上が参加しました。
イベントは2部構成で行われ、はじめに青江 誠一郎 教授(大妻女子大学家政学部)による発酵性食物繊維の上手な摂取の仕方とその健康効果に関する特別講演がありました。
続くシンポジウムでは、江頭教授による食物繊維の摂取による慢性炎症や脳内炎症の予防効果に関する講演、平井 静 准教授(千葉大学園芸学部)による妊娠期の栄養による腸内細菌叢の変化と次世代の生活習慣病に関する講演や、最後に松田 寛子 講師(日本獣医生命科学大学)による澱粉質野菜のレジスタントスターチに関する講演がありました。
講師陣はいずれも千葉大学園芸学研究科の修了生または園芸学部の教員で、専門知識をわかりやすく解説した講演内用は、「楽しみながら役に立つ」と参加者の皆さまから大変盛況でした。
今回の講演会は、腸内環境改善の重要性や食物繊維の可能性について理解を深める貴重な機会となり、多くの参加者にとって有益な情報を提供する場となりました。