後藤英司教授が携わる「飲むワクチン(ムコライス)」の研究が読売新聞に掲載されました
掲載日:2025/11/21
2025年11月20日(木)付の読売新聞(東京)夕刊にて、千葉大学が参画する「飲むワクチン(ムコライス)」の研究が紹介されました。
記事では、イネを利用した経口ワクチンの仕組みや、臨床試験に向けた取り組みが取り上げられています。
本研究は千葉大学の清野宏 卓越教授を中心に、国内外の複数の研究機関が連携して進めている共同研究であり、園芸学研究院の後藤英司 教授もその一員として技術開発に携わっています。
ムコライスとは
- イネにワクチン抗原を発現させ、粉末化して服用する「飲むワクチン」
- 冷蔵・冷凍が不要で、常温保存・輸送が可能
- 注射針を使わずに接種でき、医療アクセスが限られる地域でも活用しやすい
記事では、コレラに対する臨床試験が進んでいることも紹介されており、ムコライスは感染予防と重症化抑制の両面から期待されています。

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