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宇宙空間での資源循環型食料生産システム等を研究する「宇宙園芸研究センター」を設置しました!

掲載日:2023/03/27

令和5年1月、大学院園芸学研究院附属宇宙園芸研究センター(センター長:髙橋秀幸 大学院園芸学研究院・特任教授)を設置しました。

2030年代には100~1,000名程度が月面に居住すると想定されること、食料の供給が必須の課題とされ、資源循環を取り入れた食料生産の重要性が指摘されていること等の学術的背景を踏まえ、日本をリードする園芸学研究院の育種、環境調節(植物工場)技術と工学研究院のドローンに代表されるロボット・センシング技術、システム制御技術が融合する宇宙園芸学研究センターを設置し、世界に先駆けた研究を展開していきます。

本センターは下記3部門により構成され、人類が宇宙空間で長期間生活することを想定し、園芸技術を応用した、人類の安全かつ持続的な活動を可能とする資源循環型の食料生産システムの研究・開発を行います。

①宇宙園芸育種研究部門(部門長:華岡光正 大学院園芸学研究院・教授)
研究概要:宇宙などの特殊環境で生育する有用品種の選抜・開発

②高効率生産技術研究部門(部門長:後藤英司 大学院園芸学研究院・教授)
研究概要:低重力・低圧環境下における植物の高効率生産技術の開発

③ゼロエミッション技術研究部門(部門長:中野明正 大学院園芸学研究院・教授)
研究概要:未利用有機物の再利用など、資源循環システムの開発とモデル化

【関連リンク】
 園芸学研究院附属宇宙園芸研究センター

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