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ランドスケープ学コースの大学院生が千葉県知事にGREEN×EXPO 2027の展示コンセプトをプレゼンしました

ランドスケープ学コースの大学院生が千葉県知事にGREEN×EXPO 2027の展示コンセプトをプレゼンしました

掲載日:2025/07/10

2025年7月2日(水)、園芸学研究院の霜田 亮祐 准教授木下 剛 教授の指導のもと、大学院生11名が千葉県庁を訪問し、熊谷俊人千葉県知事に向けて、2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)千葉県屋外展示エリアのコンセプト提案を行いました。

この提案は、千葉県からの受託事業として、大学院の演習テーマの一環で取り組まれているものです。
熊谷知事へのプレゼンでは、模型やCGアニメーションを用いて、「風がつくる地形に寄りそう千葉の住まい」をテーマに、植物・素材・空間が一体となった展示であること、そして、香る宿根草や伝統樹芸のイヌマキ造形樹、山武杉など地域資源を用いたパーゴラなどを通じて、自然と共に生きる風景の魅力を五感で体験し来場者の記憶に残る、未来につながる風景を提案しました。

発表後、熊谷県知事には非常に好意的に受け止めていただき、「ぜひ千葉大学園芸学研究科からの提案をもとに実現させたい」とのコメントをいただきました。
また、知事の公式X(旧Twitter)にもその様子が投稿されました。
投稿はこちら → 熊谷知事のX投稿

今後は、提案内容をもとに、県と連携して展示計画を進めていく予定です。
国際博覧会という大舞台で、学生たちのアイデアがどのように活かされていくかが注目されます。

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プレゼンテーション後の熊谷県知事との集合写真

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霜田准教授による概要説明の様子

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学生からの発表の様子

参加した学生からのコメント
【チーム1】鈴木 希悠さん・傅 邱俊さん・鈴木 杏佳さん
自然的な要素である風や丘などの地形を活かすこと、また千葉で生産されている花きを余すことなく使うことで「千葉らしさ」を来場者の方に楽しんでもらえる提案ができたと思います。
私たち自身も2027年の博覧会がとても楽しみですし、この設計に関わることができ、よい経験になりました。

【チーム4】田中 伊織さん・齊藤 優介さん・小室 虎太朗さん
短時間でしたが、千葉県の植木生産技術の体現を押し出した私たちのグループの提案に関して、密度あるプレゼンをすることができました。
県知事、県庁職員の皆さんがとても楽しそうに話を聞いてくださり、提案の実現が現実味を帯びていく感覚が、非常に新鮮でした。

【チーム5】川端 草太郎さん・柳澤 佳歩さん・橋本 みなみさん
千葉県の魅力や自然の豊かさをどのように表現するか、メンバー全員で何度も話し合いを重ねながら作品をつくり上げました。
今回、知事に直接プレゼンテーションをするという貴重な経験をすることができました。
これを糧に、今後の学びや創作活動にもさらに意欲的に取り組んでいきたいと思います。

【チーム8】中村 紗也佳さん・謝 利亜さん
大学内で設計を進めている段階では気づかなかった視点や課題について、千葉に精通した方々から直接フィードバックをいただけたことは、非常に貴重な経験となりました。
実際の地域に根差したご意見を伺うことで、計画を現実の文脈の中で捉え直すきっかけとなり、自分の設計に対する考え方にも大きな影響を与えました。

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