駐日ドミニカ共和国大使館の来訪がありました
掲載日:2024/04/01
2024年3月21日(木)、千葉大学園芸学部において、駐日ドミニカ共和国大使館よりロバート・タカタ大使一行を迎えての懇談会が行われました。
この懇談会は、千葉大学園芸学研究院とドミニカ共和国ISA大学との間で部局間交流協定が締結されたことを祝し、今後の更なる連携と交流を目指すものです。
冒頭のロバート大使からの挨拶では、ISA大学との協定締結に対して、「両大学が今後、様々なことに挑戦していけることを大変楽しみに思っています。」と、改めて感謝の意が述べられました。
また、本協定が将来的な展望を拓くものであることへの期待や、日本人農業移住者の方々の農業に対する貢献についても触れ、両国の絆を深める重要性を強調しました。
今後の展望を述べるロバート・タカタ大使(中央)
懇談の中では、近藤悟名誉教授より1月にドミニカ共和国を訪問した際のISA大学での協定署名式およびコンスタンサ市でドミニカ共和国農地庁と合同で開催した農業講習会についての報告がありました。
続いて、松戸市経済振興部国際推進課より、JICA草の根協力事業として進めている「日本梨をラ・クラタ地区の特産品にする産地形成プロジェクト」において、2月下旬~3月上旬実施した渡航報告が行われました。
近藤名誉教授による報告会の様子
最後に、松岡研究院長より「このプロジェクトにおいては技術そのものも大事ですが、本協定において両大学がコミュニケーションを大切にしながら進めていければと思っています。」と、大学間における協力関係の構築について強調されました。
千葉大学園芸学部が、これらの取り組みを通じて地域社会や国際社会との連携を深め、より豊かな教育環境を提供することに期待が寄せられています。
松岡研究院長とロバート・タカタ大使