卒論ゼミの目的
 地域計画を考える上で必要と思われる農村または都市緑地等の諸現象に関する幅広い知識を習得することを目的としています。また、ゼミでは個人が問題意識を具体化させた物を卒論として取り上げることにより、幾つかの異なった視点から農村または都市緑地の諸問題について考えていきます。個人の卒論テーマのみならず、お互いのテーマについても各人が独自の考え方を存分に出し合い、積極的にゼミに参加することが大切です。したがって、様々な視点から問題を分析し、多くの考え方に触れるように努力して下さい。
そのためには、各人がレジュメ等ゼミ発表の準備を十分に行う必要があります。卒論テーマの選択にあたっては、いろいろな文献を読んだり、調査を行ったりして、自分の問題意識をしっかりとまとめることが大切です。

卒論ゼミの出席
 ゼミは原則として発表が3週間に1回のペースで各人に回ってきます。自分の発表がない週にも必ず出席することです。
 卒論ゼミの遅刻・欠席は認められません(就職活動、体調不良などを除く)。やむをえない場合には、必ず事前に教官、或いは院生に連絡し、許可をもらって下さい。卒業論文の作成は、就職活動よりも優先しなければなりません。ゼミの日程を十分に考えた上で、就職活動をするようにして下さい。
ゼミについて変更があった場合には、その都度連絡します。

ゼミ発表にあたって
 ゼミ発表にあたって、各人がレジュメを人数分用意して下さい。
ゼミの際に、各人の発表に対して教官や院生たちが行ったコメントをレコーダーに録音します。ゼミ後には、聞きなおしを行って下さい。
ゼミ発表の時に写真・図面などを使ってプレゼンテーションを行いたい場合は、プロジェクターを使用することができます。その場合に、ゼミの前にその旨を申し出て下さい。

レジュメの内容について
 テーマが決まるまでのゼミで発表する内容
・表題(テーマ)
・前回の指摘(テープ起こしをし、重要だと思うコメント。初回目はいらない)
・研究の経緯(途中経過の報告)
・研究の背景(研究対象の社会的背景・位置付け+なぜその問題を扱うのか)
・研究の意義(その研究が今後どういう点で有意義なのか)
・研究の目的(何を明らかにしたいのか)
・研究の方法(どうやって明らかにしていくのか)
・調査の方法(具体的な調査方法)
・今後の方針
・参考文献
 テーマが決まり、研究方法も確定したら、途中経過のみを発表していくことになります。
 テーマは夏休み前までに決定できるように頑張って下さい。