千葉大学 三菱UFJ環境財団寄附講義
テーマ:人間と植物のおりなす環境
講義の概要
本寄附講義は、「植物」を人間の視点から捉え、庭園・森林・農業・福祉などをキーワードに多元的に解説することで、「緑地環境」に関する意識や関心を高め、将来発生する諸問題の解決能力を養うことを目的としています。
実施期間
2024年度、2025年度、2026年度(2024年4月〜2027年3月)
実施内容
1.公開イベント
1)シンポジウム
「森林と健康:森林に癒やされる」(2025年度予定)
「緑と人間:人間と植物の関わり」(2026年度予定)
2)パネルディスカッション
農福連携を行っている方々から実践活動の内容について話題提供(2024年度、2025年度、2026年度)
2.普遍教育教養展開科目
1)「人間と植物の関わり:江戸の大名庭園見学」
ターム4:木曜日4限(14:30-16:00)開講、2単位
授業形式:対面授業科目(対面授業5回、オンデマンド型メディア授業7回、見学会午後半日)
定員:50名
実施場所:西千葉キャンパスと東京の大名庭園
内容:①江戸の大名庭園の歴史と文化
②植物の配置とデザイン
③庭園の管理と保全
④市民参加によるまちづくり
⑤土地利用の多様性
2)「森林に癒される」
ターム5:木曜日4限(14:30-16:00)開講、1単位
授業形式:対面授業科目(対面授業6回、オンデマンド型メディア授業2回)
定員:80名程度
実施場所:西千葉キャンパス
内容:①森林の多様な機能
②森林が人に与える生理的・心理的効果
③森林セラピー
④癒やし効果をもつ樹木
⑤植生の変化
3.緑地環境学科選択科目
1)「農業と福祉の連携を考える」
ターム3、4、5:隔週土曜日開講、2単位
授業形式:対面授業科目(180分講義・演習×6回と90分実習×4回、パネルディスカッション1回)
定員:10名程度
実施場所:柏の葉キャンパス(千葉大学環境健康フィールド科学センター)
内容:①農業と福祉の連携の必要性
②農業福祉サービスの現状
③農業作業の難易度理解
④高齢者看護学
⑤障害者支援学
⑥農福連携の取組事例
⑦新たな動きと今後の可能性
実施体制
・三菱UFJ環境財団寄附講義ワーキンググループ
・園芸学研究院長:百原 新
・教員:コーディネーター 古谷 勝則(園芸学研究院緑地環境学科 教授)
吉田 行郷(園芸学研究院食料資源経済学科 教授)
高橋 輝昌(園芸学研究院緑地環境学科 教授)
竹内 智子(園芸学研究院緑地環境学科 准教授)
池井 晴美(国際高等研究基幹・環境健康フィールド科学センター兼務 テニュアトラック准教授)
野田 勝二(環境健康フィールド科学センター 講師)
三菱UFJ環境財団寄附講義情報
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問合せ先:古谷 勝則 Email:k.furuya@faculty.chiba-u.jp