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Academics

エキスパートプログラム

概要

 千葉大学大学院園芸学研究科は、アジアの園芸学教育研究拠点として、 領域横断型の応用力・技術力を持ち、 国際的に活躍する高い倫理感と管理能力を兼備した人材育成を目標としています。園芸学研究科の学生はこれまで3つあるコースのうちの1コースのみに所属して特定の分野の研究を行ってきました。食の安全性に対する関心の増大、ヒートアイランド現象対策への緑・植物資源の活用の重要性、地球温暖化などの環境問題の増大など、園芸学研究科が対象としてきた課題は増加と共に複雑化してきています。これらの問題解決のためには、従来の細分化された専門領域の個々の知識ではなく、幅広い知識・技術を身に付けた専門家の養成が必要とされています。

 このような社会的要請に対応するため、 本研究科では基盤科目と3コースの枠を超えた専門科目を履修し視野の広い研究・学習が行える 「環境園芸学エキスパートプログラム」を設置することになりました。 平成19年度は10月入学の博士後期1年生から開始し、平成20年度4月には博士前期1年生へと拡大しました。学生は入学後、指導教員・プログラムオーガナイザーと相談の上 で、希望によりエキスパートプログラムを選択することができます。 本プログラムの習得により、「食と緑のエキスパート」・「食と緑のマルチエキスパート」の資格 を得ることができます。

◆《環境園芸学エキスパートプログラムの学習教育目標》
<エキスパート>

  1. 食と緑に関するキャリア像を自ら設定し、必要な専門知識を修得する。
  2. 課題解決のための柔軟な応用力を身につける。
  3. リーダーや専門家として必要な普遍的教養を身につける。
  4. 情報収集・情報発信などを国際的に行なえる能力を身につける。

<マルチエキスパート>

  1. 食と緑に関するキャリア像を自ら設定し、学際的・総合的視野を身につけ、深い専門知識を修得する。
  2. 自立した研究活動を行い、課題解決のための柔軟な応用力を身につける。
  3. リーダーや専門家として必要な普遍的教養を身につける。
  4. 情報収集・情報発信・議論・交渉などを国際的に行なえる能力を身につける。
  5. プロジェクトの管理・運営を行う能力を身につける。
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