地域計画学 齋藤研究室で「大内宿の風景を守りたい!!プロジェクト」が今年も始動!
掲載日:2024/07/16
2024年6月8日、園芸学部地域計画学の齋藤研究室では昨年度に引き続き、福島県南会津での「大内宿の風景を守りたい!!プロジェクト」が今年も始動しました。
歴史的町並み保存地区である大内宿は、町並みと農地が一体となって美しい景観を保ってきましたが、近年の高齢化により休耕地が増えてきたため、このプロジェクトでは景観維持のために本研究室の学生と地元の方々と共同で農地再生を目指しています。
今回は、現地の荒廃してしまった農地を開墾し、茅の苗を植え、新しい茅場をつくりました。
大内宿では重要伝統的建造物群保存地区に選定されて以来、地域で様々な保存整備を実施しており、ここで育てた茅は茅葺屋根の修復材料となる予定です。
(現在、ほとんどの茅は地区外から購入しているので茅の自給を進める意義もあります)
こうしたひとつひとつの取り組みが、大内宿の美しい景観を保全することに繋がっていくことを願っています。
茅の苗を植える作業(開墾した荒廃農地を新しい茅場に)
昨年度の「大内宿の風景を守りたい!!プロジェクト」についてはこちら
地域計画学・齋藤研究室が「大内宿の風景を守りたい!!プロジェクト」を実施しました