学部・大学院
Academics

応用生命化学科

動画で見る応用生命化学科

≪千葉大学研究紹介≫園芸学部応用生命化学科

応用生命化学科で行っている研究や授業の様子などを紹介しています。

概要

応用生命化学科のキーワードは、「生命」「食品と健康」「環境」「バイオマス」です。応用生命化学科では、生命の営みに関わる物質とその動態を探求できる知識、理論、技術の習得を基礎に置きながら、生物や食品の機能解析、代謝生産物、情報伝達分子などに関する基礎・応用研究を行います。また、これら解析に必要な生化学、食品化学、微生物学、分子生物学、有機化学などを習得します。これによって、食料問題、資源問題、環境問題、感染症など、人類が直面しているさまざまな問題を解決するための方法論の確立と人材の育成を行ないます。

教育プログラムを通じて、多様な社会的ニーズに応えることのできる意欲と実力を持った人材の育成を目指します。大学院進学者に対しては、最先端の職場で実力を発揮できるバイオサイエンス研究者としての養成を行います。卒業生の7割以上は大学院に進学します。

卒業生の主な就職先

アサヒビール、伊藤ハム、エスビー、小川香料、カゴメ、カルピス、キューピー、協同乳業、キリンビール、資生堂、高砂香料、東洋水産、ニチロ、日清製粉、(財)日本食品分析センター、日本水産、長谷川香料、ファンケル、不二製油、ホクレン、マルハ、明治製菓、森永乳業、ヤクルト、山之内製薬、雪印乳業、ライオン、理研ビタミン、ロッテ など

資格など

応用生命化学科食品衛生コース

応用生命化学科の学生が、卒業後に食品衛生監視員または食品衛生管理者になる任用資格が得られるコースです。

食品衛生監視員とは検疫所、保健所などで公務員として食品の製造業、販売業、飲食業に対して食品衛生に関する臨検、調査、監督、指導等の業務を行う者です。また、食品衛生管理者とは、各種の食品製造・加工、食品添加物製造会社で、食品衛生の管理を担当する者であり、法律により多くの施設で食品衛生管理者を置くことが義務付けられています。どちらも食の安全を守るために社会で重要な役割を担っています。
千葉大学園芸学部は食品衛生監視員および食品衛生管理者の養成施設として登録されており、応用生命化学科に食品衛生コースが設けられています。
このコースを修了した者には、食品衛生監視員の採用試験を受験する資格ならびに食品衛生管理者の任用資格が与えられます。

本コースを修了した者には、卒業時に「応用生命化学科食品衛生コース修了証書」が与えられます。但し、本コースは在学中の申請が必須であり、卒業後の申請は認められません。また、転部・転科・留学等により千葉大学園芸学部以外で修得した食品衛生コース関連科目単位は、応用生命化学科の卒業単位として認定された場合でも、本コースの単位としては認められないので注意してください。

詳細はシラバスをご覧になって下さい。

応用生命化学プログラム

「生命」「食品と健康」「バイオマス」「環境」をキーワードとして、生化学、食品化学、微生物学、分子生物学、有機化学などの基礎学力を身につけ、その知識に基づいて人類が直面している諸問題を解決できる人材の育成を行います。また、大学院進学者に対してはバイオサイエンス研究者の育成も行います。

目標
生物の持つ多様な機能を分子、細胞、個体、群集のレベルで探究する意欲を持つ学生に対して、知識・技術とその応用力を育成する教育を行います。プログラムを通じて、社会貢献できる意欲と実力のある人材の育成を目指します。

社会の要請に応えていくために
多様な生物・化学システムを解析し、人類のより高次元の健全な生活の構築に役立てます。有用物質の合成・利用、さらには地球上に存在する生物資源の有効利用を目指し,新たな有用生物や生理機能分子を探索・発見し,その特性を明らかにします。また,それらの生物や分子の機能発現メカニズムを,生物個体あるいは生態系を対象として化学的手法、分子生物学的手法によって究明し、更なる社会の要請に応えていきます。

スタッフのプロフィールと主な講義科目

生命分子化学分野
児玉 浩明 教授 生物化学、植物生理学
土肥 博史 准教授 物理化学、有機化学、分析化学
園田 雅俊 講師 生物資源利用学、植物生理学
相馬亜希子 講師
宮原 平 講師

 

生物資源化学分野
江頭祐嘉合 教授 栄養化学、食品化学、食品衛生学、生命分子機能学
天知 誠吾 教授 環境微生物学、微生物化学
華岡 光正 教授 分子生物学、Scientific Presentation
平井 静 准教授 食品衛生学、栄養化学
島田 貴士 准教授
加川 夏子 講師
髙橋 一聡 助教

(国)-大学院国際学術研究院所属  (フィ)-環境健康フィールド科学センター所属

▲ PAGE TOP